全米選手権アイスダンス

     フィギュアスケート全米選手権アイスダンス。
     近年アメリカのアイスダンスは非常にレベルが高い。
     今ではアイスダンス王国と言っても過言ではナイ。

     さて、アメリカには世界選手権で表彰台を狙えるカップルが3組いる。
     普通に考えるとその3組が上位となって世界選手権のアメリカ代表となるだろう。
     別にこれに文句はナイ。そのレベルから言えば当然である。
     ただ私にはその3組のほかに期待しているというか、非常に好きなカップルがいる。
     以前当ブログでも何度か話題にしたのだが、それはホワイエク/ベイカー組だ。
     男性のベイカーはとにかくエレガントである。
     何と言うか、それは“演技”ではなく持って生まれたモノという感じである。
     いつもその所作にうっとりしてしまうのだ。
     う~ん、50過ぎのオッサンがうっとりするというのも気持ち悪い話かもしれないが(笑)、機会があれば一度彼らの演技を観て欲しい。

     で、ホワイエク/ベイカー組はFDでの失敗もあり、結局5位だった。
     まあ失敗が無くても4位で代表には届かなかったろうが…。
     上位3組との年齢差もあまりナイので、今後も厳しいだろうけど、いつの日か彼らが世界選手権に出場することを願っている。

     そして上位3組の結果は…、シブタニ兄妹組の連覇となり、以下チョック/ベイツ組、ハベル/ダナヒュー組となった。
     この3組が世界選手権に出場する。
     
     う~む、それにしてもチョック/ベイツ組は惜しかった。
     FDは1位、非常に素晴らしい演技だった。
     FD終了後は彼らの逆転か!?という雰囲気だったのだけれど、SDのマージンでシブタニ兄妹組が逃げ切った。

     しかし今年のチョック/ベイツ組はSD、FDともに素晴らしいプログラムである。
     これまでは、まあベイツのノーブルさゆえにかクラシカルな雰囲気のプログラムが多くて、どうしても過去に観たような気がするプログラムが多かった。
     非常に安定はしていたが、良い意味で期待を裏切るようなところは無かった。

     でも今季は違う!!
     当ブログでも以前、SDでヒップホップをやっている組ではここが一番だと書いたが、このSDは何度でも観たいな。
     ちなみに振り付けはジェイソン・ブラウンで御馴染みのロヒーン・ワードである。何かとても納得してしまった。彼は天才だな。
     FDの「アンダープレッシャー」もリズミカルかつ攻撃的(?)な振り付けがとても良い。(振り付けはクリストファー・ディーン)
     意外と彼らはこういうのが得意なのかもしれない。
     遂に彼らは良い意味で期待を裏切ってくれた。世界選手権での活躍を期待している。

     今季も3位だったハベル/ダナヒュー組。
     ひょっとして今季こそ順位を上げられるかとの期待もあったが、FDでハベルが転倒してしまった。
     でも私はこの組のロングストロークのスケーティングが好きだし、マディソン・ハベルの顔はとても整っていると思う(笑)。
     別に彼女の顔はタイプではないが、私は彼女のことを「美人さん」と呼んでいる。
     どうでもイイことを書いたところで終わりたい。
     またね。


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    欧州選手権女子シングル

     今回はフィギュアスケート欧州選手権女子シングルについてムダに書く。
     フィギュアスケートの記事ってアクセス増えるのね。
     イヤ、別に私の記事がマトモだからではナイ。
     単にフィギュアスケート関係の記事って少ないから、検索の果てに私のところにムダに辿り着く結果となっているだけだと思われる。がっかりさせてスマナイ(笑)。

     ってなワケで欧州選手権である。
     このところ女子シングルは「ロシア無双」状態である。
     どうせロシアの3人が表彰台を独占するんだよ!とか思っていたら、何と!エントリーリストにカロリーナ・コストナー(イタリア)の名前がある。
     既に29歳となった彼女であるが、一人のフィギュアスケート・ファンとしては気になるよね!?

     そしてコストナーはロシアの表彰台独占を阻んだ。
     メドヴェジェワ、ポゴリラヤに続いて3位となったのである。
     正直素晴らしかった。
     
     もちろんジャンプの構成要素はロシアの10代の選手達にはかなわないから、技術点で上回るのは難しい。
     しかしながら相変わらず「腕の一振り」で空間を支配する。
     高いスケート技術と恵まれた体躯、彼女が放つ独特のオーラがあってこそのモノである。

     ポゴリラヤは2位。
     イヤ、私は当ブログで書いたが、彼女のスケートが好きだ。
     どこが好きなのか?
     とにかく彼女は゛置きに行く”ような演技を一切しない。
     いつも全力なのである。
     だからいつもその演技はダイナミックで、観ていると胸のすく思いがするのね。
     昨季まではその思い切りの良さが仇となることもしばしばだったが(笑)、今期は技術、体力、加えて精神面でも成長したのか、非常に高いレベルの演技が続いている。

     で、優勝はメドヴェジェワ。
     まあ誰もが予想した通りであろう。
     アクシデントでもナイ限り、彼女の勝利は揺るぎない。
     SPとFSの合計で自らが持つ世界最高得点を更新した。
     うん、全然文句はナイ。素晴らしい勝利だった思う。
     が、しかし、
     ただのオッサンの意見だと聞き流して欲しいのだが、メドヴェジェワって……、

    「また観たいとは思わない!!」

     で、どうしてそうなのか?ムダに考えてみた。
     メドヴェジェワの演技の世界観ってさ……、有限だよね。
     イヤ、世界観が小さいとは言わない。
     最高の技術と表現力を持っているのは事実であり、それを充分に活かすだけの世界観のスケールは在る。
     コンペティションをブッチ切りで勝利することからも、そのスケールが゛足りない”ということではナイ。

     ただね、もちろんまだ若いということもあるのだろうが、羽生結弦やパトリック・チャンの演技に観られるような、
    「何処まで行くのか判らない!!」
    という感じがナイ。
     彼らはきっと上限など設定せずに「何処までも行こう!」というか、自分でも何処まで行けるのか判らないまま全力で演技をしていると思うのである。
     そう、彼らの世界観は゛無限”なのね。
     本人達さえ何処まで行けるか判らないのである。
     そりゃ、我々は「また次も観たい!!」と思うさ。

     でもメドヴェジェワの演技は世界観が有限で、もう天井に着いちゃっているのよ。
     イヤ、多分まだ技術的に余力は在りそうなんだけど。
     本人の感性が自分の持っている技術に追いついていないのかもしれない。
     それはそれで凄いことなんだけどね。

     ってな感じで、私はメドヴェジェワの演技をまた観たいとは思わないのである。
     毎回同じものを見せられているような気になってくるのだ。
     もちろん、最高の技術なので感動はナイものの感心はするのだけれど…。

     何かムダに偉そうですな。
     ただのジジイの戯言だと考えてね。
     またね。


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    海賊

     フィギュアスケート全米選手権2017。
     男子シングルは予想通りネイサン・チェンの圧勝だった。
     2位はジュニアの選手ながらヴィンセント・ジョー、3位は負傷明けながら頑張ったジェイソン・ブラウン。
     ヴィンセント・ジョーは世界ジュニアの代表となるので、世界選手権のアメリカ代表はネイサンとJ.Bになったようだ。
     うむ、今季の世界選手権の結果で次のオリンピック出場枠が決定するので、この人選は3枠獲得に向けてベストだと思う。

     それにしても恐るべしネイサン・チェン。
     何とSP2回、FS5回(!)の計7回4種類の4回転を成功させた。
     国内選手権ということでISUの公式記録とはならないが、前人未到の快挙である。

     ところで、ネイサンのSP「海賊」。
     このプログラムを観る度に良い意味で笑ってしまう。
     随所で見せるポーズが正に「海賊」なのだよ。
     バレエ好きの私としてはツボなのだよ。
     何でもネイサンはルドルフ・ヌレーエフの「海賊」を繰り返し見て研究したらしい。
     ちなみに私的には「海賊」と言えばルジマートフなんだけどね。

     とにかくネイサン・チェンが今季の世界選手権の表彰台を争う存在なのは間違いない。 
     そしてジェイソン・ブラウンが、フィギュアスケートにとって唯一無二の不可欠な存在であることも間違いない。
     アメリカ代表がベストなチョイスになったことはとても嬉しい。
     またね。


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    ロシアナショナル・アイスダンス

     一昨日、昨日と当ブログはお祭り状態だった。
     イヤ、全く予期せぬ出来事だったのよ。
     ほとんどブログ開設時に書いた記事にアクセスが集中しましたな。
     とある方のツイートのおかげみたいなんですが……。
     たくさんの方々にご訪問いただきありがとうございました!
    「何だ!?大したことねぇ~じゃん!」
    とガッカリされた方もいることだろう(笑)。

     ってなワケで、フィギュアスケート・ロシア選手権についてムダに書く。
     先ずアイスダンスから書くあたりが、当ブログの変なところ。
     だって、アイスダンス好きなんだもん!

     現在ロシアには世界選手権出場レベルのダンスカップルが4組いる。
     フィギュアスケート・ファンの方なら当然ご存知だろうが、その4組とはボブロワ/ソロビエフ組、ステパノワ/ブキン組、シニツィナ/カツァラポフ組、イリニフ/ジガンシン組である。そしてロシアのアイスダンスは欧州選手権出場枠こそ3だが、世界選手権は2である。つまりこの国内選手権の順位はとても重要なのである。

     まあ結論から言うと順位は前述した順番そのままであった。
     そしてそれは私の予想通りでもあった。

     優勝したのはボブロワ/ソロビエフ組。
     今季のボブロワは身体が絞れている。
     そしてFDはそのボブロワの柔軟性を活かしたコンテンポラリーダンス風の振り付けが素晴らしい。
     今季のアイスダンス・プログラムの中では、私的にはトップ3に入るモノだ。
     
     そして当ブログで“将来絶対世界チャンピオンになる!”と断言してしまったステパノワ/ブキン組が2位。
     とにかくステパノワの脚の美しさはほとんど反則である。友人も、
    「あれは人間ではなくて“フィギュア”だな!」
    とおっしゃっている。ブキンの髪が多いのがどうしても気になる私だが(笑)、今季のプログラムもSD、FDともにとても見応えがあるな。

     3位がシニツィナ/カツァラポフ組。
     この組のFDのタンゴも大変素晴らしいプログラムだと思うのだが……、思うのだがこの二人には“絆”が感じられないのね。個々のスキルは高いのだが(特にカツァラポフ)二人のスケートの“質”がシンクロしていないのね。カップル競技では二人のパートナーシップも重要な要素なのは言うまでもない。それがどうしても希薄に思えるのだよ。

     4位はイリニフ/ジガンシン組。
     シニツィナ/カツァラポフ組よりは二人の絆は見えるものの……、まあやはりジガンシンのオーラが足りない。そのせいでイリニフの良い意味での“ハッタリ”が効かない。
     もちろんジガンシンのオーラの無さを逆手に取るプログラムを創ることも可能だろうが……、っていうか、悪いけどそれしか手が無いような気もする。ファンの方々ゴメンね。

     ってなワケで、欧州選手権は上位3組が出場し、その結果に因って世界選手権出場が決まるらしい。まあボブロワ/ソロビエフ組は当確だと思うし、ロシア2番手の座も今季はステパノワ/ブキン組で決まりだと思う。
     そんな感じでまた勝手なことを書いてしまった。
     またね。


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    結果はツマラナそう

     いよいよ今週はフィギュアスケートGPファイナルである。
     毎年私的に最も楽しみなのはアイスダンスなのだが……、今年はちょっとツマラナイことになりそうで……。
     イヤ、多分優勝は……ね!? 
     まあプログラム的には休養(引退?)前よりはすこしマシな気がするのだが。
     SDのテッサの動きというか演技というか所作がやや鼻につく。
     以前からやや“大根的”ではあったのだが。

     今シーズンのSD、課題の一つにヒップ・ホップがある。
     ちなみにシニアの上位選手でヒップ・ホップが最もさまになっているのは、チョック/ベイツ組(アメリカ)だと思う。
     この組はあまり私好みのプログラムがこれまで無くて、「上手いけど別に好きではナイ」という印象だったが、今季のSDは良い意味で期待を裏切ってくれた。

     逆にファイナル進出を逃したウィーバー/ポジェ組(カナダ)のSDは酷いと思う。
     彼らは好きなんだけどね。2シーズン前、世界チャンピオン確定と思われていたのに逃してしまい、それ以来悪い流れになってしまったかも。

     ところでこの課題のヒップ・ホップ。
     シニアよりもジュニアの方が断然今風のヒップ・ホップになっている気がする。
     まあ世代的にジュニア世代の方がヒップ・ホップに馴染んでいるのも大きいかな!?
     
     ボブロワ/ソロビエフ組(ロシア)には秘かに期待している。
     FDは素晴らしいと思う。
     またね。


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    Author:鈴木浩憲
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