みなさん、いつもご訪問ありがとう!
ってなワケで、ここ2日ばかり話題にしていた“致命的な失敗”についてムダに書く。
まあ他人に迷惑をかけたのではナイのだけどね。
音楽制作上での失敗なのよ。
つまり新曲の話。
以前当ブログでもう“録り”の部分は終えたことは書いた。
で、先週辺りに北海道の友人にラフミックスを聴いてもらったりもしていた。
そして3日前には一応“完成したつもり”でいた。
ところで、この制作途上でこの楽曲データのファイルサイズが小さいな?とは思っていた。
作業が進む度に別ドライブにバックアップを取るのだが、その時にWindowsで「×GBのファイルをコピーしています」と表示されるでしょ!?
最初は“曲が短めだしトラックも少なめだし”とあまり気にしていなかった。
しかし2日前、その理由が判った。
DAWのオーディオデータは64ビットで録音ができる。
当然私も環境設定でそのようにしている。
しかし新曲のオーディオデータは各トラック全て24ビットになっていた!
そりゃファイルサイズが小さいのも当然だろ!?
問題はどうしていつも64ビットで録音していたはずなのに、この曲では24ビットになってしまったか?である。
DAWの環境設定を開いてみて、“録音”の設定を確かめると「24ビット」になっているではないか!
環境設定を弄った覚えはないのに……。
さて、犯人は判った。
じゃあどうしてそうなってしまったのか?
記憶を辿ると数ヶ月前、一部のプラグインの調子が悪いのでDAWの“修復セットアップ”をやったのである。
修復セットアップだから、その時に環境設定の確認はしていない。
フルインストールならともかく、この場合は以前の環境が引き継がれるだろうと勝手に思っていた。
今後のためにとも思い、一応マニュアルを確認した。
件のオーディオデータの録音に関しては、インストール時にはデフォルトで“24ビット”の設定になると記されていた。
どうやら修復セットアップの時に環境設定のデフォルト値に書き換えられたしまったのだろう。
ってなワケで、私は何も気づかずに全トラック24ビットで録音していたのだ。
私の中の悪魔は、
「元のデータが24ビットだろうと64ビットだろうと、それで音の違いが判るヤツなんていないよ!(実際そうだろうと思う)」とささやいている。
しかし、この1曲だけ録音データが24ビットというのは永遠に後悔しそうである。
原因が判明してから約5分間私は考えた。
そして全トラック64ビットで録り直すことを決断したのである。
まあドラムトラックに関してはMIDIを走らせるだけだから問題ナイ。
果たしてギター、ドラム、ヴォーカルを以前と同等以上にやれるかどうかがカギだ。
正直言って全てのトラックで同等以上とはならなかった。
前の方がフィーリングが良かったと思うトラックもある。
ただ良くなったトラックもけっこう有るから、全体の差し引きではプラスになったと思う。
うん!?そう思い込ませているのか、俺!?
まあ、ムダな話でしたな。お付き合いありがとう!
またね。
楽曲発売中!!