みなさん、こんにちは。
昨日のブエルタ第17ステージ。
今大会最長219.6kmの山岳カテゴリー無しの平坦(実はウソ)ステージ。
大会前からこのステージは”大逃げ向き”と思われていました。
つまり基本的には総合争いには関係ないと考えられていたワケです。
ところがどっこい!
スタート直後から横風分断攻撃を含むとんでもないペースでの展開になり、先頭集団にキンタナやケルデルマン(チームサンウェブ)、ノックス(ドゥクーニンク・クイックステップ)の総合上位陣が乗ることに成功。
結果、ログリッチェを含む他の上位陣のグループに5分以上の差を付けました。
これによりキンタナは首位に2分24秒差の総合2位に浮上。
ケルデルマンは総合6位、ノックスも総合8位にジャンプアップ。
ちなみに余りのハイペースのせいで、昨日のJ SPORTSの中継は放送が始まって20分ちょっとでゴール(笑)。
非常に熾烈で面白かったであろう先頭集団とリーダーグループの追いかけっこは全く観られませんでした。
まあ大会運営側の”最速”ゴール予想時間よりも1時間近く早いゴールでしたから、まあ仕方ないですね。
さて、これで総合争いが面白くなったのか?
イヤ、私はそうは思いません。
だってキンタナ、タイムを稼いだのはいずれも平坦ステージなんですもの(笑)。
もちろん”そこにいる”というのも実力のうちなんですけど、自分の力でと言うよりは展開の妙で稼いだタイムですからね。
実は昨日の逃げで力を使い過ぎて、本日の山岳でヘロヘロ!という多少意地悪ですがそういう可能性も。
っていうか、逃げに乗れた選手も追いかけた選手もどっちもヘロヘロかも?
本日の山岳は疲れてみんな動けないという退屈な展開もありそうです。
とはいえ、やっぱりブエルタは本当に面白い。
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