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    マイナー・スポーツ

     マイナー・スポーツってあるじゃないですか? 具体的な競技名を挙げてしまいますと、何かとカドが立つかもしれませんので、具体例が必要な方は、各自で適当に思い浮かべて下さい(笑)。で、もちろん、マイナー・スポーツに関わっている人達にとっては、そのスポーツを普及させることは大事なことです。単純に競技人口が増えれば、その競技に使う用具の価格が量産効果で下がるとか、競技場などの施設も市の行政が勝手に整えてくれるとか、基本的に良いことずくめです。まあ、デメリットがあるとしたら、競技レベルの平均が低下すること(でも、これはどんな競技でも同じ)、それと、マナーが重要な競技の場合は、ヘタをすると競技人口が増えることで、そのスポーツの本質に関わってくるようなことが起こるかもしれません。でもまあ、普及はほぼ “正義” と言えそうです。

     ってなわけで、今日の話題はマイナー・スポーツの普及に関わるお話です。
     テレビや雑誌などで時折、マイナー・スポーツをとりあげているのを見かけます。とりあげてもらうマイナー・スポーツ側にとって、これは普及の大チャンスです。
     で、まあ、その番組や記事の一般的な構成としては、まずそのスポーツの起源を紹介します。そして、ルールを説明します。ここまでは全く問題ありません。その番組や記事を見る側にとっては必要な知識です。問題はこの後なんですよねぇ~。
     
     大抵は、ここで今度は取材する側の人に実際にそのスポーツをプレイしてもらいます。で、まあほとんどお決まりの感想なんですが、
     “凄い楽しいです!!”
     イヤイヤ、この台詞が “やらせ” なんだろうと言いたいのではありません。きっと、本心だと思います。私が言いたいのはですねぇ~、スポーツって自分でプレイすれば、大抵どんな競技でも楽しいだろっ? ってことです。そうでなければ、そもそもそんなスポーツが成立するはずないじゃないですか。自分達が楽しくなかったら、ワザワザそのスポーツを続けている理由が無いでしょ!? じゃあ、ほとんどのスポーツがプレイして楽しいのであれば、どうして競技人口(普及度)に差が出てしまうの? という疑問が湧きますが、それは簡単なことで、メジャー・スポーツ(プロが成立しているスポーツ)はプレイするだけではなく、“観るだけでも” 楽しいからです。

     というわけで、取材する側にプレイしてもらって感想を述べてもらって、最後にそのマイナー・スポーツの団体の偉い人が満面の笑みを浮かべて言うわけです。
    “みなさん、ぜひ一度××××をやってみて下さい!!やってみていただければ、きっと××××が楽しいことが判ります!!”

     もうホントに “アチャ~” って感じです。私に言わせれば何も言ってないのと同じですよ。プレイしてみれば楽しいのは当然なんだから、プレイさせるためにどうすればイイか? なんですよ。例えば、
    “このスポーツをやると金銭運と恋愛運が急上昇します!” とか、
    “このスポーツをやると不老長寿になります!” とか、
    “このスポーツをやると電気代の節約になります!” とか、
    “このスポーツをやるとタバコがやめられます!” とか、
    まあウソはイカンのですが(笑)、始めることによるメリットを見つけてそこをプッシュすべきだと思うんですよ。っていうか、今挙げたようなメリットがあるスポーツが存在するのなら、既にメジャー・スポーツだと思いますが(笑)。まあ、そこは各マイナー・スポーツ団体のみなさんで熟慮を重ねていただきたいと思います。
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    死闘

     このところジョコヴィッチの6連勝中だし、ハードコートだし、フェデラーかマレーの優勝を希望していたし、ということもあって、決勝戦を観戦する私の気持ちは比較的軽いモノでした。っていうか、それまでフィギュアスケートの全米選手権と欧州選手権を観ていたこともあって、目が少し疲れていたし、やらねばならないことをやりながら、“流して” 観ようかなと……。いやぁ~、私の心構えは全然間違っていました!

     試合時間5時間53分! 観なかった人は再放送があるので(といっても長すぎて編集されてるかもしれないけど)何があっても観るべきかも。っていうか、流して観るつもりだったんですけど、結局引き込まれてしまいました。試合内容については、私の拙い文章で書こうなんておこがましいにも程がありますのでヤメます。まあ、漫画とか映画で同じ筋書きだったとしても、“でも実際には有り得ないよね!?” というような感想を言われてしまいそうな……、そんな試合でした。

     表彰式で、スポンサーや大会主催者のスピーチの時。死闘に疲れ切った両者はどちらも立っているのがツラそうで、っていうか脚が痙攣しそうだったんでしょうが、ジョコヴィッチはストレッチを始めるし、ナダルは何と!ネットに座っているし。見かねた関係者が二人に椅子と水を持ってくるというハプニング。ナダルがあんなに疲れているのを初めて見ました。彼も人間だったのですね(笑)?

     観客が持っていたジョコヴィッチに対する手製の応援バナーに、
    “The Next Level” と書いてあるのを見つけたんですが、オイオイ!?まだ次のレベルに行けってか!?(笑) これ以上彼に何を望むのだ? どう考えたってもうラスボスじゃん!? と私は突っ込んでしまいました。

     というわけで、ジョコヴィッチ選手おめでとう! グルテン・アレルギーを発見したお医者さんはホントにグッジョブでした。
     ナダル選手お疲れ様! あなたにかける言葉は見つかりません。というか、何か気の利いた言葉が、この世にあるとは思えません。

     錦織選手はこんな人達と戦わなければならないのですねぇ~。
     まったく、ホントに……。

     

    納豆

     私は茨城の出身なので、実家にいた頃は毎日のように納豆を食べていました。特別に好きというわけではないですが、朝の食卓に納豆が並ぶというのが普通のことでしたので、そりゃ食べますよね。特に嫌いでもない限り……。

     上京してからはしばらく一人暮らしをしていたわけですが、当時は貧乏(今もだけど)だったので、大抵は自炊してました。で、ある日、“久しぶりに納豆でも食うか?”
    と思い立ち、スーパーで買ってきました。そうしたら、私には見慣れないモノが納豆に付いていたのです。え~と、小袋なんですが、そこには“たれ” と表記してありました。

     イヤイヤ、これは冗談でも何でもないんですが、私は茨城にいた当時、そんなモノが付いているのを見たことがなかったのです。そしてもちろん、家でも“たれ” なるモノをかけて納豆を食べた記憶がありません。実家では普通にしょう油をかけていただけです。というわけで、私は何の迷いもなくいつも通りしょう油をかけて食べました。

    “×△○!?~” あまりのまずさにびっくりしました。まさに、こんなものが食えるかぁ~っ!!って感じでした。もちろん、買ってきたものが賞味期限切れで傷んでいたということではなさそうです。で、仕方なしに気を取り直して、その“たれ” なるモノをかけて食べてみたところ、かなりマシになりました。

     納豆って、今や様々な食べ方がありますよね?で、ひょっとしたら、みなさんはそれらが全て本場である茨城の発祥だと思ってませんか? 正直に言いますが、私は地元で一度も“挽き割り納豆” なるモノを見たことがありません。まあ、あったのかもしれませんが、茨城県の人が普通に食べているものではありません。ましてや、挽き割り納豆の味噌汁なんて、そんな野蛮な(?)食べ物があることは、永谷園に教えてもらったのです(笑)。

     納豆チャーハンだとか、天ぷらの具に納豆を仕込むとか茨城の人が考えたモノでは絶対無いはずです! だって、私は地元にいた時に、食べたことも見たことも聞いたこともありませんもの。もっとも、茨城以外で売っている納豆が全て、私がスーパーで買ってきたものと同じようであるならば、そのように一手間加えないと食べられたものではないかも?
     ああ、そうなんだ、きっと、そうなんだぁ~! まずい納豆を美味しく食べる工夫をしているんだ。そうに決まってる! 納豆が充分に美味しければ、わざわざ手を加えようとはしないはずです。

     が、しかし!冷静になると、現代の技術をもってすれば、いくら何でもそんなに納豆の味に差が出るとは思えません。いくら伝統があると言っても、茨城の納豆だけがそんな圧倒的なマージンを保ち続けられると考えるのは非現実的です。で、実は私はあることに気づいてしまいました。

     私の実家のすぐ近く、歩いて1分のところに豆腐屋がありました。豆腐屋ですから当然、納豆も売っています。で、私は子供の頃にしばしば朝起きてすぐ、5時半(私はとても早起きな子供だったのです)とかに、そこに納豆を買いに行かされていました。 
     まあ、要するに私が毎日食べていた納豆は、できたての工場直送品だったのです(笑)。しかもその豆腐屋は評判も良く、地元の大きなスーパーとかにも商品を卸していました。美味いはずです! それを私は特別美味しいモノだとも思わずに、ごく普通のモノとして、何のありがたみも感じずに(?)食べていたのです。私は納豆に関しては、単に茨城の人間だという以上に、口が肥えていたのでした。というわけで、最初に書いた上京してからスーパーで買った納豆には、大いなるハンデが課せられていたのです。課せられていたじゃね~よっ! って感じですが、“たれ” を見たことないのはホントです。でも、今は茨城でも普通に付いているのかもしれません(笑)。え~と、終わりです。

    ベース

     私はギタリストが本職でこれまでの作品は、他のパートは打ち込みで創っていました。打ち込みの良いところは、技術的に演奏不可能なものでもきちんと楽譜さえ書くことができれば、パソコンに演奏してもらえるところにあります。じゃあ、ギターも打ち込んじゃえばいいじゃん? って声も聞こえてきそうですが、ギターだったら自分で思いつくモノであれば弾けるし、何度か録音し直したとしても、パソコン上で楽譜を書く時間を考えたら全然短時間で済みます。加えて、音源のギターの音って全然使い物にならないと個人的には思ってます。実際、ギターを弾けないからといって、打ち込みでやっているミュージシャンなんてほとんどいません。音がダメという以外に、ギター独特のニュアンスが打ち込みでは出しにくいという理由もあります。

     じゃあ、似たような楽器であるベースはどうなのよ? という疑問はもっともですが、音に関しては随分前から充分使用に耐え得るクオリティーになっています。専門的なことはよく判りませんが、ギターに比べて複雑な倍音成分が少ないからなんでしょう、きっと(笑)。というわけで、ベースも打ち込みでやっていました。でもねぇ~、音はともかくとしても、微妙なニュアンスを出すのが……、いやぁ~、可能なんですが(笑)、時間が膨大にかかるんですよ。納得いくまでやろうとすると。楽譜そのものを書くのはベースだったらホント、1、2時間もあればできるんですが、その楽譜に魂を吹き込む(強弱であったり、ヴィブラートであったり)にはその何倍もかかってしまうのです。

     というわけで、ベースも実際に “手弾き” でやることにして、ベースを入手しました。どうやって手に入れたかは内緒です。で、まあ、ギタリストだったらベースは構造上同じようなモノですから、ピックを使うのなら直ぐ弾くことができます。でも私はベースの音は “指弾き” の音が好きですので、指で練習することにしました。

     いやぁ~!ベースって楽しいですね。単に私がギタリストだからベースに対して無責任でいられるからかもしれませんが(笑)。こんなに楽しいんだったら、とっととやれば良かったと後悔しています。ただ、困ったことが一つだけあります。というのは、ベースってネックがギターより長いじゃないですか? 私はギターでもベースでも練習するときは “立って” やるのですが、そうするとどうしても弾きながら部屋の中をうろうろするのですね。で、いくら私のウチが豪邸だからといって、うろうろしたらどこかでターンしなければなりません。で、そのターンをするときに、いつものギターの感覚でやってしまうと、ベースの場合、ヘッドを壁、戸棚、その他のモノにぶつけてしまうのです。もう何度もやっています。っていうか、ベース弾いてる時はもっと落ち着けよ! って感じですが。

     いつかターンをかまして液晶テレビを壊してしまうんじゃないか? というのが、現在、私の一番の心配事です。
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    プレミアの監督

     私はサッカーの試合を観るている時、それぞれのクラブの監督にいつも注目してしまいます。注目というのはまさに字の如しで戦術とかではなくて、カメラが監督を捉える度、その“絵姿” について色々考えるのです。

     プロ・スポーツは結局勝負ごとなので、結果が出ればイイわけなんですが、それ以前の問題として監督の立ち姿や振る舞いがカッコイイことも重要な気もします。まあ、結果が出ているからその姿もカッコよく見えてくるということもありますが……。

     それでは本日は、プレミアリーグの監督の “見た目” について検証します(笑)。
     アーセナルのヴェンゲル監督とエバートンのモイーズ監督は、私的にはほとんど満点です。なんというかタダならぬオーラを発しています。結果の方も充分ついてきていて、ヴェンゲルはアーセナルを “世界で最も美しいサッカー” をするクラブ(最近はバルセロナということになっていますが)に仕立て上げましたし、モイーズは歴史こそあるが戦力的には充分とは言えないクラブを率いて、これまで3度もプレミア年間最優秀監督を獲得しています。

     マンチェスター・ユナイテッドのファーガソン監督については、実績が有り得ないほど凄すぎて見た目にもフィルターがかかっちゃいますね! 何かファーガソンだったら、ランニングにステテコでスタジアムに現れても、“サー・アレックス・ファーガソン” で在り続けられるような気がします(笑)。上記の二人よりカッコイイとは思わないですが。

     最近サンダーランドの監督に就任したマーティン・オニール監督は、どちらかというと見た目は “しょぼい” 方ですね。でも “サッカーが仕事で、趣味もサッカー!!” と語るこの名将のあのオーバーアクション(本人は絶対オーバーなつもりではないと思いますが)はいつも格好のカメラの餌食になっています。だからある意味、絵的には合格点が与えられるかもしれません。

     ウォルバーハンプトンのミック・マッカーシー監督も私的にはカッコイイと思いますね。昨年は熾烈な残留争いをしたのですが、最終的にバーミンガムのマクリーシュ監督(現アストン・ビラ監督)に勝利したのは、監督の見た目の差だと私的には思っています(笑)。
     
     さて、何でこのテーマにしたかという監督が、実は他にいるのです。それはノーリッジのポール・ランバート監督です。戦前は降格確実と言われたこのクラブ。22節終了時点で何と、9位です!!明らかに対戦チームは、この監督のまるで、いじめて君というような見た目にダマされています(笑)。何というか、あの監督を見ると本気を出したら気の毒だと思えてしまうのじゃないでしょうか? っていうか、私はあそこまで“弱そう” な印象がある監督ってのを初めて見ました。でも何かイイ感じですねぇ~、演技だったらオスカーものだという気がします。私は彼が大好きです。

     何か思ったより長くなってしまって、まだ書き切れていない感じなので、そのうち続編もやりましょう。誰も期待してないでしょうが(笑)。  
    プロフィール

    鈴木浩憲
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    人とは一風変わった音楽哲学を持ったギタリスト/シンガーソングライター。オフィシャル・ウェブサイトでは、オリジナリティあふれるロック・ギター講座を展開。


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