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    弾けば弾くほど

     ギターって……、ご存知の方も多いかもしれませんが、弾けば弾くほど “鳴り” が良くなるんです。アコースティックだろうとエレキだろうとこれは同じ。どうしてでしょう? その昔、「アコースティック・ギターを、ステレオのスピーカーに立てかけておくと、スピーカーの振動によってギターも共振して、鳴りが良くなる。」って話がありましたが、ホントでしょうか? まあ、ありそうな話ですが、鳴りが良くなるほど振動したら、ギターが倒れそうで心配ですね(笑)。

     私は現在4本のギターを所有してるんですが、全て1980年代製作のモノなんですよ。つまり、持っている全てのギターは私が自分の手によって、20年以上弾いてきたモノです。だから当然傷だらけです。でもいずれも買った当時よりも、非常に鳴りが良くなってます。っていうか、音そのものが違いますね。

     よく言われるのは、製作時よりも徐々に木材の水分が抜けていって乾燥するから、響きが良くなるということです。おおっ!!非常に科学的だとも思いますが、だったら弾かなくても、放置しておくだけでも音が良くなるのでは? と考えてしまいます。ちなみに、4本のうちの1本は、友人から手に入れたモノなのですが、このギターは数年間弾かない時期がありました。単に放置されていたのです。しかしながら、数年間の放置後、久しぶりに弾いた時には、別に音が良くなっていたという印象はありませんでした。もちろん、放置していたと言っても、ハードケースの中に入れられていたので、これでは水分が抜けないのですかね? 

     とはいえ、ケースから出した状態で数年間放置するというのは、なかなか検証不能な気がします。まあ、使ってない部屋があるような豪邸に住んでいれば別でしょうが(笑)。ギタリストの性として、ケースから出してあるギターがそこにあったら、やっぱり自然と手にとって弾いてしまいますからね。

     実はギターをジャラ~ンとかき鳴らす度に、ボディから非常に微細な水分が “ピュッ” と飛んでいるのだ! というような事実が証明できたりすると、非常に愉快ですが、まあ、違うでしょう(笑)。大体、ギターのボディは塗装してありますから、“ピュッ” とは飛ばんだろっ!?

     というムダなことを日々考えている私ですが、自分なりに、“弾けば弾くほど鳴りが良くなる” ことについて答えが見つかったような気がします。つまり、それぞれのギターには、物理的に最も音が響くポイントというのがあると思われ、長年弾くことによって、演奏者がそのポイントを無意識に探り当てられるようになるのでは? ということです。まるで長年連れ添った夫婦のように、“あうんの呼吸” ってやつが確立されるのではないか? っていう感じですか!?

     自分としては、けっこうこの結論が気に入っているのですが(笑)、新品のギターが “鳴るようになったなぁ~!” と私が感じるようになるまで、通常3~5年は必要でした。夫婦に例えましたが、人によってはそこに至る前に離婚しちゃいますか!?(笑)

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    プロフィール

    鈴木浩憲
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    人とは一風変わった音楽哲学を持ったギタリスト/シンガーソングライター。オフィシャル・ウェブサイトでは、オリジナリティあふれるロック・ギター講座を展開。


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