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    漢字のタトゥー

     欧米人にとって“漢字”って絵的にクールに感じるらしくて、最近は漢字のタトゥーを彫っているミュージシャンとかスポーツ選手をよく見かけますね。ところで、もしあなたに欧米人の友達がいたとして、
    「タトゥーを彫りたいから、一番クールな漢字を教えてくれ!」
    と頼まれたらどんな漢字を教えますか? その人の名前を漢字の当て字で創るとか、例えばその人がホワイトさんだったら、“白” って字を教えて、あなたの名前を日本語に訳すとこうなんですよ! とか教えますかね。それとも、その友達の欧米人のことが実は嫌いだから、“憂鬱”という漢字が一番クールだと言い張って、彫る時の苦痛を倍増させてみますか?(笑)

     タトゥーを彫るにも、その漢字の意味をきちんと調べている場合と、意味は全く関係なくて、図柄がクールだからという理由だけで彫っている場合があるような気がします。例えば、“魂” とか “神” とかを見かけたことがあるのですが、これはきっとその意味も調べたんでしょう。しかしその漢字一語だけでは意味が微妙なタトゥーもたまにありまして、“梵” っていうのを見たことがあります。う~ん、きっと見た目が凄くクールに思えたのでしょう。何となく判りますが………。

     というわけで、これまでに見た中で私の一番のお気に入りがあるのです。ある日テレビで、アメリカの野外ロック・フィスティバルを観ていた時のこと。何のバンドだったか忘れてしまいましたが(ミュージシャンなんだからちゃんと覚えておけよ!)、そのバンドのドラマーの左肩というか左の二の腕とのところに “弟” と彫ってあったのです。

     次の瞬間に私がしたことは、もうそのバンドの演奏なんてどうでも良くなって、他のメンバー、ヴォーカリストやベース、ギタリストの身体のどこかに、ある文字が彫ってあるのではないか?と目を皿のようにして画面を見つめることでした。そう、もちろん、他のメンバーの身体のどこかに “兄” と彫ってあるのではないか??と考えたのです。これって普通の反応ですよね!?

     結局、“兄” を見つけることは叶いませんでした。ひょっとしたらドラマーの右肩に彫ってあったかもしれません。でもそれでは、意味が全く分かってないことになりますね(笑)。そういうわけで、もし私自身が欧米人に、
    「タトゥーを彫りたいから、一番クールな漢字を教えてくれ!」
    と聞かれたとしたら、
    「兄!!」と答えようかなと思っています。


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    プロフィール

    鈴木浩憲
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    人とは一風変わった音楽哲学を持ったギタリスト/シンガーソングライター。オフィシャル・ウェブサイトでは、オリジナリティあふれるロック・ギター講座を展開。


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