丸くなる前の私
え~と、新曲なんですが……、もうハマリまくりでして……。出口が見つかりませんな。普段は一つのパートを重ねるごとに、どんどん音のイメージがはっきりしていくんですが……。重ねるごとに何をしたいんだか判らなくなっちゃいますよ。
ってなワケで、新曲がどれほどイケてるのか、進行状況を報告しようと目論んでいましたが、無理そうなので昔話をします。私は15年ほどコンビニの店長をしていましたが、その間いくつかの店を渡り歩いています。で、その店を変わる間の期間で何度か休職期間がありました。で、これは生涯で一番最初の休職期間の出来事です。
その時は、しばらく休んでデモテープを創り、レコード会社に送りまくろうと張り切っていました。15年ぐらい前のことです。え~と、一応お断りしておきますが、その時は、まだ私が友人達から、
「お前も随分丸くなったねぇ~!」
なんてことは言われていません。まだまだ尖っていた頃の話です(笑)。さて、私はある大手レコード会社のオーディションに応募しました。確か、“作曲コンテスト”のようなヤツで、はっきり言って私は自信満々でした。もちろん、こういったオーディションは一次審査を通過した人だけに連絡が来ます。で、応募して三日と経たないうちに(!)、そのレコード会社から封書が届きました。それを開封する前の私は、
「ああ!?一次審査通ったんだ。当然だな!!」
と思ってしまう、とってもイヤなヤツでした(笑)。ところが開封してみたところ、まあ、ぶっちゃけて書くと次のような内容でした。
「デモテープ聴かせて貰いましたよ。残念ですが今回のオーディションは落選ってことで。でも、アンタは光るモノを持っているって言うか、才能が有るかも!?ってことで、今後も作品ができ次第、当社に送ってみ!!」
いや、もちろんもっときちんとした丁寧な文面でしたが(笑)、何となく昔の恥を晒すような気がしますので、ネタっぽくってことでご理解下さい。さて、みなさんならどうしますか!?
(ア)・・・一次審査に落ちたのは残念だ。でもワザワザ連絡が来たってことは、自分もまだまだ捨てたモノではない!と考え、これまで通りに頑張る。
(イ)・・・別の作品も聴かせろって!?言われなくても聴かせるっての!!ってことで、以前よりも俄然テンションが上がる。
(鈴木)・・・何っ!?お・れ・は、このコンテストに応募したんだよっ!!自信があったから応募したの!!落としたんならワザワザ連絡してくんじゃねえよ!!他の作品!?何言ってんの!?応募したあの曲を落とすようなレコード会社なんて知るかよっ!!
というような有様でした。今考えると自分でもちょっと引きますわ(笑)。え~と、とにかく怒り心頭だったんですよ。何でだろっ!?せっかくチャンスをくれようとして下さったのに。とにかく凄くムッとしたんですね。
この約10年後に、もう私が丸くなってからの話ですが、長年の友人にこう言われました。
「俺はあの時、お前をなだめてデモテープを送らせなかったことを後悔している!!」
私にはこの友人は勿体ないと思います。お前が後悔することなんかないじゃん!?私がただの暴れん坊だっただけなんだから……。まったく、友人にそんな思いをさせてしまうなんて、私は大馬鹿者ですな。海より深く反省しましたよ。
今だったら、普通に(イ)の道を選ぶでしょうな。でも、友人にそんな思いをさせてしまったことは心が痛みますが、その時に(鈴木)を選んだことは仕方なかったと思っています。うん、別に後悔はないです。(イ)だったら、こうして毎日ブログを書いていなかったかもしれません(笑)。でもね……、私、いろんな意味で幸運だったと思っています。長々と過去の恥をスミマセン。


ってなワケで、新曲がどれほどイケてるのか、進行状況を報告しようと目論んでいましたが、無理そうなので昔話をします。私は15年ほどコンビニの店長をしていましたが、その間いくつかの店を渡り歩いています。で、その店を変わる間の期間で何度か休職期間がありました。で、これは生涯で一番最初の休職期間の出来事です。
その時は、しばらく休んでデモテープを創り、レコード会社に送りまくろうと張り切っていました。15年ぐらい前のことです。え~と、一応お断りしておきますが、その時は、まだ私が友人達から、
「お前も随分丸くなったねぇ~!」
なんてことは言われていません。まだまだ尖っていた頃の話です(笑)。さて、私はある大手レコード会社のオーディションに応募しました。確か、“作曲コンテスト”のようなヤツで、はっきり言って私は自信満々でした。もちろん、こういったオーディションは一次審査を通過した人だけに連絡が来ます。で、応募して三日と経たないうちに(!)、そのレコード会社から封書が届きました。それを開封する前の私は、
「ああ!?一次審査通ったんだ。当然だな!!」
と思ってしまう、とってもイヤなヤツでした(笑)。ところが開封してみたところ、まあ、ぶっちゃけて書くと次のような内容でした。
「デモテープ聴かせて貰いましたよ。残念ですが今回のオーディションは落選ってことで。でも、アンタは光るモノを持っているって言うか、才能が有るかも!?ってことで、今後も作品ができ次第、当社に送ってみ!!」
いや、もちろんもっときちんとした丁寧な文面でしたが(笑)、何となく昔の恥を晒すような気がしますので、ネタっぽくってことでご理解下さい。さて、みなさんならどうしますか!?
(ア)・・・一次審査に落ちたのは残念だ。でもワザワザ連絡が来たってことは、自分もまだまだ捨てたモノではない!と考え、これまで通りに頑張る。
(イ)・・・別の作品も聴かせろって!?言われなくても聴かせるっての!!ってことで、以前よりも俄然テンションが上がる。
(鈴木)・・・何っ!?お・れ・は、このコンテストに応募したんだよっ!!自信があったから応募したの!!落としたんならワザワザ連絡してくんじゃねえよ!!他の作品!?何言ってんの!?応募したあの曲を落とすようなレコード会社なんて知るかよっ!!
というような有様でした。今考えると自分でもちょっと引きますわ(笑)。え~と、とにかく怒り心頭だったんですよ。何でだろっ!?せっかくチャンスをくれようとして下さったのに。とにかく凄くムッとしたんですね。
この約10年後に、もう私が丸くなってからの話ですが、長年の友人にこう言われました。
「俺はあの時、お前をなだめてデモテープを送らせなかったことを後悔している!!」
私にはこの友人は勿体ないと思います。お前が後悔することなんかないじゃん!?私がただの暴れん坊だっただけなんだから……。まったく、友人にそんな思いをさせてしまうなんて、私は大馬鹿者ですな。海より深く反省しましたよ。
今だったら、普通に(イ)の道を選ぶでしょうな。でも、友人にそんな思いをさせてしまったことは心が痛みますが、その時に(鈴木)を選んだことは仕方なかったと思っています。うん、別に後悔はないです。(イ)だったら、こうして毎日ブログを書いていなかったかもしれません(笑)。でもね……、私、いろんな意味で幸運だったと思っています。長々と過去の恥をスミマセン。


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