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    全米選手権を観て思う

     フィギュアスケート全米選手権を観た。
     遅ぇ~よっ!!(笑)
     アボットがやってしまいました。というよりマックス・アーロンの優勝を予想していた人っていますか!?ロス・マイナーが世界選手権代表になるのは想定範囲内ですが……。 まあ全米選手権の結果で世界選手権の代表をきっちり決めるのは、いつものアメリカのやり方です。だから私が文句を言う筋合いはありません。でも……、来年のオリンピックの男子シングルの出場枠は大丈夫なのか!?と他人事ながら思ってしまいます。まず間違いなく3枠獲得は無理そうですし、ヘタすりゃ1枠になってしまうかもよ!?

     とはいえアメリカの男子シングルのレベルはやっぱり高いですね。上位5人での勝負だったら日本の方がかなり上ですが、それぞれの国内選手権出場者20人の平均だったらアメリカの方が多分上ですね。まあ現在のアメリカには“目玉”が不在なんですな。本来ならアボットがなるべきなのに……。

     というワケで、女子シングルも観ました。優勝は大方の予想通りアシュリー・ワグナー、2位にはフリーで素晴らしい演技をしたグレイシー・ゴールドでした。この二人が世界選手権の代表です。

     さて、私はアシュリー・ワグナーについて「これは一番!!というところが無いから好きではない」と当ブログで書きました。まあこの意見はそのまま有効なんですが(笑)、この全米選手権を観て別のことに気づきました。この意見には賛否両論どころか、そもそも“何を言っているかさっぱり判らん!!”という方もいるでしょうが、弦高バカ高オッサン・ギタリスト鈴木個人の意見です。

     アシュリー・ワグナーは、ゴール地点を定めて演技をしているように見えます。つまり“ここまでできれば100点”という明確な目標を持って演技しているように思えます。それがいけないのかって!?いえ、別に悪いことではないです。ただ、今回のフリーにおけるグレイシー・ゴールドの弾けまくった演技や、高橋大輔や浅田真央の演技はそうじゃないと思うのです。彼らはあらかじめ“到達点を決めて”演技なんかしてないよね!?と思います。いつも可能な限り全身全霊を込めて演技していて、それが時には我々の想像を遙かに超えたところまで到達しているのだと思います。それが感動を生むんじゃないか!?と思ったのです。

     つまり、どんなに完璧に演技できても“あらかじめ到達点が設定されている”アシュリー・ワグナーの演技は我々の想像を超えることは難しい。だから、私は彼女に“感心”はしても“感動”はしないんじゃないか!?とかそんな感じです。イヤ、これは私の勝手な想像ですからね!!ウラは取ってませんよ!(笑)ってなワケで、アシュリー・ワグナーのファンに怒られないうちに消えることにします。
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    質屋でギター

     いつもご訪問ありがとうございます!左側リンクの私の楽曲も宜しくお願いします。
     さて今回もギターの話題です。“実はこのギターは質屋で買ったんだよ~ん!!”って話は、私に近しい人にはまだいませんが、そういう話はそれなりに聞く話であります。で、家の近所の質屋の話を今回は書きたいと思います。

     そこの質屋は、よくある普通の質屋なんですが、一時期、そうですねぇ~、10年程前だったと思いますが、ギターがけっこう入荷していた時期がありまして、ショーケースにギターが置いてあるのをよく見かけました。ここ最近はブランド物のバックとか時計ばかりになってしまいましたが……。

     で、ある日、ギブソン・レスポール・カスタムの白がショーケースに出ていました。お値段は15万円。これは中々微妙な値段でして、もしこのギターのコンディションがバッチリで、直ぐに即戦力として使える状態であれば、まあまあかもしれません。しかしながら“楽器屋の中古”とは違ってメンテナンスがされているかどうかは疑問ですので、買ってみたのはいいけど、結局リペアで3~5万円かかってしまう!!ということも考えられますし、そうなってしまうと決して安いとは言えませんな。アフターサービスも無いし。まあ、試奏させてもらえば良いんでしょうが、質屋で試奏するのって必要なことだと判っていても勇気が要りますね!?でも確か弦が6本全部は張ってなかったような……。

     とはいえ、これは直ぐに姿を消したんですよ。まあ私も当時はギターを買いたいという欲望はこれっぽっちも無かったですので、“ああ、売れたのね!?”ってことで終わりました。そしてその後のある日、今度はESPのギターが飾ってありました。フロイドローズ付きのハムバッカー・ストラトです。まあ私はこのタイプのギターは基本的に興味が無いのですが、その値段を見てビックリ!!思わず“二度見”しました。

     何と“1万7000円”でした。ESPですよ!?私が見たところ新品だったら20万円以下ってことはないだろうという感じです。実は偽物なんじゃないか!?という考えがアタマによぎりましてじっくりと見たのですが、ヘッドのロゴが実は“E8P”だったなんてことはありません(笑)。きっと本物です。しかし蛇足になりますが、どうして1万5000円でも2万円でもなくて“1万7000円”なんでしょうな!?綿密な計算に基づいているとしたら、ぜひその計算式を知りたいですね(笑)。まあともかく、ご主人は楽器には詳しくないんだな!?とか思いました。で、当然のように2日後ぐらいには無くなってました。

     この話を当時いつも通っていた練習スタジオの店員さんに話したら、
    「鈴木さぁ~ん、何やってんのよ!?買わなきゃ!!で、俺に3万とかで売ってくれれば良かったのに!!」
    と言われましたな。う~ん、確かにあの値段だったら買っておくべきでしたね。仮に自分で弾かなくても楽勝で転売できましたな。その店員さんに言われてちょっと後悔しました。

     その次に見かけたのはオーヴィルのレスポール・カスタムです。確か新品で7万円ぐらいのモノだったと思いますが、そのお値段は3万円でした。う~ん、楽器屋で買うとしたら普通の値段ですが質屋で買う値段ではありませんな。っていうか、ご主人はオーヴィルとはいえ、“by Gibson”ってところでそれなりの値段を付けたのでしょうね。しかしESPの1万7000円の衝撃が残っていた私としては、同じ店ですので、
    『超ぼったくり!!』
    という気がしてしまいました(笑)。そこまで言う程の値段ではないですけどね。っていうか、それでもしばらくしたら売れたみたいですが。
     まあさすがにギブソンとフェンダーの知識ぐらいはあるのでしょうか!?でもオーヴィルの場合はそれが足を引っ張った感がありますが(笑)。もっとも現在なら、やる気さえあれば誰でも楽器の価値なんて直ぐに調べることができますけどね。

     ってなワケで、アナタの家の近所の質屋にも1万7000円のE8P、イヤ、もといESPが眠っているかもしれません。タマに覗いてみると面白いかもしれません!!またね。
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    Gibson SONEX

     突然思い出したのだ。
     ギブソンのSONEX(ソネックス)ってギターを。
     今日はこのギブソンの幻のギター(笑)についてグダグダ書くことにします。どんなギターか興味のある方は「Gibson SONEX」とかで検索をしてみて頂けると、画像が直ぐに見つかるはずです。

     さて、このギターは製造が1980~1983年ってことで、私が高校生だった頃に発売されました。パッと見は“レスポール”です。で、どういう位置づけかと言いますと、廉価ギターなんですよ。当時のアメリカでは「プアマンズ・レスポール」と呼ばれていたりしたとか(笑)。

     このギターは日本にも入ってきていまして、その発売当時はギター雑誌にかなり大々的にカラー広告が載っていました。その広告の何が最も目を引いたかというと……、その価格でした。当時はレスポール・スタンダードが35万円ぐらいしました。それが言ってみればギター・キッズ達にとっての普通の“ギブソンの値段”だったのですが、そのパッと見レスポールのお値段は……、ゴメンナサイ、……、え~と、はっきり思い出せないんですよ。“最も目を引いた”とか言っておいてこれかよ!?(笑) 10万円台だったのは間違いないんですが……、18万だったような気がするし、12万ぐらいだったような気もするし……、まあとにかく、

    「えっ!?ギブソンがこの値段なの!?」

    と私を含めた世の中のギター弾きが衝撃を受けるような値段だったことは確かです。もっともネックジョイントがボルト・オンというギブソンらしからぬ仕様だったりして、いかにも“安かろう”って雰囲気に満ちていましたが。
     そして予想通りというか何というか、製造が約3年で打ち切られたことでも判るとおり、売れませんでした。私も現物を一度か二度見たことがありますが、遠目に見るとスゲ~カッコイイ感じなんですが、近くで見るとやっぱり安物感がアリアリでして、ギブソンだからと言ってドキドキ感があるわけでもなかったですな。

     ちなみにボディ材なんですが、本来は廃材になってしまうような木材を樹脂でつなぎ合わせるというモノだったようです。まあ低コストを目指したんでしょうな。でも考えように因っては、1本ごとに組み合わさる木材が違ってくるでしょうから、全てが“一点モノ”かもね!?(笑)。

     ところで、このギターはカタログもそうですし、ギター本体にも“レスポール”という名前は付いていません。まあ、レス・ポール氏が、
    「こんなチープなギターに俺の名を使うのは許さんっ!!」と言ったのか、
    ギブソン社が、
    「せっかく低コスト化をはかったのに、あのオッサンにロイヤリティを取られたのではかなわない!!」と思ったのか定かではありません。案外、両者の思惑が見事に合致していたりして。でも、当時の楽器屋の雑誌広告では、
    「ギブソン・レスポール・ソネックス」
    って載せている店もあったという記憶があります。そのせいだと思いますが、私自身もレスポール・シリーズのひとつだったとず~っと思っていました。レスポールという名前がどこにも無いのは、最近調べて知ったんですわ。

     ちなみに、当ブログでも何度か触れている“レスポール大名鑑”にはSONEXの記述は一切ありません。もっともギブソン社はSONEXを“無かったこと”にしたくて、著者に対して、
    「ぜってぇ~SONEXのことは書くんじゃねぇぞっ!!」
    と含みを入れていたのかもしれません(笑)。まあ、マイクロソフトにおけるWindows Meみたいなモンか!?興味がある方は調べてみて下さい。見た目はカッコイイですよ!!
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    欧州選手権についての雑談

     みなさん、こんにちは!!やっと欧州選手権を観終わりました。でも全米選手権が残っています(笑)。とはいえ、まだシングルしか放送されてないワケですが。っていうか、“遅えよっ!!”って感じですね。だから感想とか書くのはヤメようかな!?とか思ったんですが、けっこう前から、「月末はフィギュアのネタを書けば更新がクリアできるな!?」とか考えていましたので、やっぱり書くことにします。でもオッサンのタダの戯れ言だということを、常に念頭に置いておいて下さい。

     ハビエル・フェルナンデスは圧巻でした!!もう言葉もありません!!素晴らしいの一言に尽きます!!って、言葉も無いって言ったじゃん!?(笑)2位のアモディオ、3位のブレジナはともに久しぶりに良い出来だったねぇ~!!という感じで、表彰台の3人とも非常に嬉しそうでとても良い雰囲気でした。大抵2位か3位の選手のどちらかが微妙に悔しさを抑えた作り笑いだったりすることが多いのですが(笑)、フェルナンデスは言うに及ばず、アモディオは久々のクリーンなスケーティングができたこと、ブレジナは初の表彰台ってことで、それぞれがイイ表情でした。しかしブレジナが欧州で初表彰台ってとても意外ですね。私は気づいていませんでした。

     加えて、ブライアン・ジュベールが偉大な選手であることを示せたことも喜ばしいことです。ところで、余計なことですが、フランスの3番手であるベセリエ選手は、フランスの選手とは思えませんな。フランス人はジャネット、ダンビエール、プレオベール、ポンセロなど、何かしら良いところがあるよね!?というイメージが個人的にはあるのですが、ベセリエはまるでイイところが無いですね。強いて言えば顔がベンゼマ(レアル・マドリー)に似てるぐらいだな(笑)。

     しかしながら、アモディオ・ファンの喜びに水を差すことになっちゃいますが、やっぱりアモディオは“惜しいっ!?”って感じが拭えません。何というか表現に「奥行きが無い」感じと言いましょうか!?いつも“もっと良くなるはずなのに”って思います。誤解を恐れず、判る人だけに判ってもらえればイイやと思いつつ書きますが、アモディオとジェレミー・アボット(アメリカ)は対極の存在ですな。えっ!?全然判らない!?気にするな!!きっと私自身も判ってない!!(笑)

     さて、いい加減にしておけばいいモノを、懲りずに続けますが、ロシア協会はどうするのでしょう!?昨年の世界選手権のガチンスキーの大ブレーキから始まった負の連鎖が止まらない感じです。オリンピックのために世界選手権では何としても2枠獲得の10位以内をゲットしなければなりません。コフトゥンを派遣するのか!?それともコフトゥンは世界ジュニアってことにして、ロシア選手権優勝したからやっぱりプルシェンコね!!ってことにするのか。それよりもプルシェンコは世界選手権までにコンディションが戻るのか!?ってこともありますね。ってなワケで、雑談終わります。 

    寂しかったのだ

     ってなワケで、意味もなく2回目の登場をします。
     先日久しぶりに楽器屋に行きました。近くまで別の用事で行かねばならなかったし、弦のストックも少なくなってきましたので……。

     さて、以前当ブログで書きましたが、私が使用している弦はアーニーボールかダダリオです。一番の理由は “どこでも買えるし、コストパフォーマンスが良い!!” って点です。多分、最高の弦ってワケではないでしょうが、どうせ弦は消耗品だし、レコーディングするときは直前に張り換えるワケだから、必要充分なパフォーマンスを得ることはできますな。それに私がエレキ・ギターを始めた頃には1セット1500円ぐらいしたのに、現在ではその価格で3セットパックが買えますもの!!

     で、大体私は3セットパックを3つ買うとしたら、アーニー・ボールを2つ、ダダリオを1つという割合で買うことが多いです。今回はダダリオは買いませんでアーニーボールの3セットパックを2つだけ買いました。前にも書きましたが音はアーニーの方が好きなんです。でも切れやすいんだよね。

     しかしながら、以前当ブログで書きましたが、「寒いと弦は切れにくいかも!?」ってことで冬の間はずっとアーニーでいこうかな!?とか考えました。もちろん、寒いと弦が切れにくいってのは完全なる検証がされたワケではありません。私が何となくそう思っているだけであります。(敬礼!!)ですから、ぜひ鵜呑みにはしないで下さい!(大丈夫だよ、誰もしねぇ~って!!)

     という前置きも程々に、っていうか、いつものことですが、これは前置きだったのね!?
    表題について書きたいと思います。まあ、その楽器屋に行った時のことなんですが、私はまずアクセサリーのフロアで弦を買い、ついでにギブソンやフェンダーが置いてあるフロアにもちょっと寄ってきました。で、スゴ~ク気になったのが、私の他にもお客さんはいたのですが、みんな私と同世代の方ばかりでした(笑)。つまり若者が全然いなかったのです。う~ん、大丈夫なのでしょうか!?まあ週末の午後ってこともあり、逆に若者はいないのが普通なのかもしれませんが……。

     でも私が以前、足繁く楽器屋に通っていた若い頃ってのは、いつ行っても若者で賑わっていたよなぁ~!?とか思いました。もっとも逆に“オッサン”はいなかった気もしますけど……。楽器が売れないってのは最近けっこう耳にしますけどね。

     オッサンばかりのギター・フロアは妙に落ち着いた雰囲気でして、そのせいか高級ギターがびっしりと並んでいるというのに、全然ドキドキ感がありませんでしたな。まあ、私自身もその雰囲気の一端を担っていたのかもしれませんが……(笑)。

     ってワケで、ちょっと寂しかった鈴木です。またね。
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    プロフィール

    鈴木浩憲
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    人とは一風変わった音楽哲学を持ったギタリスト/シンガーソングライター。オフィシャル・ウェブサイトでは、オリジナリティあふれるロック・ギター講座を展開。


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