フェンダー・ストラトキャスターと私(笑)
私は30年以上ギターを弾いていますが、USA製の本家フェンダー・ストラトキャスターを一度しか弾いたことがないことに先日気づきました。で、今回はその時のことをムダに書きたいと思います。
その時私は学生で、レスポールの黒いカスタムを手に入れてから2年ぐらい経っており、まあ“弦高バカ高・学生レスポール・ギタリスト”でした。一応地元ではちょっと知られた存在であって、楽器屋に行くとよく店員さんに、「鈴木君、ちょっと弾いていかない!?」などとよく声をかけられたりしました。まあ私は今もバカですが当時はもっとバカであって、声をかけられれば大抵断りませんでした。
で、ある日、特に目的もなくブラッとよく行く楽器屋に行きましたら、
「フェンダーが入ったから弾いてみる!?」
と声がかかりました。まあ、断るはずもありません。それは25周年アニバーサリー・モデルでした。ってことは製造は'79年か!?色はシルバー・グレーね。
手に取って思ったのは、仕上げが粗いなぁ~!?ってことでした。っていうか、この80年代当時は日本製の高品質のギターがブイブイ言わせ始めた頃でして、仕上げに関してはトーカイの8万円ぐらいのストラトの方がず~っと丁寧でした。っていうか今思えば、その頃のトーカイのストラトってスゲ~良くできていましたよね!?
で、実際に音を出してみますと……、フロント・ピックアップの音が、もうのけぞってしまう程に良い音でした。正直その瞬間は「ウワッ!!本物スゲエ!!」と思いましたな。店員さんも調子を合わせて「う~ん、イイ音だねぇ~!!」とか言って“買わせようモード”に入った感じでした(笑)。
で、今度はリアの音を試したんですが、“キョリ~ン”という“ジャキ~ン”でも“ジャラ~ン”でもない非常にショボイ音でした。何かノイズも凄かったし……。私がそれで一気に萎えたのを店員さんは感じ取ったのでしょう、
「でもホラ、リアピックアップは換えちゃえばイイし、フロントがこんなにイイ音ってことはボディ自体の鳴りはイイってことだし……」
みたいな感じでフォローが始まりましたな。でも何を言われても“もうイイや”って感じなぐらいにリアの音はショボイモノでした。
この経験が尾を引いているわけありませんが、それ以来“フェンダー”のストラトは手に取ったことがありません。2年後にストラトを買いましたが、その時もフェンダーは全く選択肢には入ってませんでした。何て言うかフェンダーには敬意を払ってはいますが、自分が弾くべきギターという気がしないんですよ。ストラトというギターは当ブログで何度か書いたように素晴らしいギターだと思っていますが。う~ん、フェンダーって私にとって“アメリカン”な感じが強すぎるのかな!?
まあとにかく、私が本家フェンダーを弾いたのはその一度きりなんです。ちなみにその時弾いたギターは知人が買いました。彼はバリバリのストラト弾きでした。っていうか、確かストラトしか持ってなかったな。25年ぐらい経っているけど、アイツはまだあのギター持ってるかなぁ~!?機会があったら確かめてみようと思います。
ってなワケで、何が言いたいのか判りませんが、生涯でただ一度のフェンダーとの出会いを書いてみました。私は今後の余生(笑)でストラトを1本ぐらいは買うような気がしますが、やっぱりフェンダーは買わない気がします。まあ、百歩譲ってG&Lなら買いたい気がするのですが……。


その時私は学生で、レスポールの黒いカスタムを手に入れてから2年ぐらい経っており、まあ“弦高バカ高・学生レスポール・ギタリスト”でした。一応地元ではちょっと知られた存在であって、楽器屋に行くとよく店員さんに、「鈴木君、ちょっと弾いていかない!?」などとよく声をかけられたりしました。まあ私は今もバカですが当時はもっとバカであって、声をかけられれば大抵断りませんでした。
で、ある日、特に目的もなくブラッとよく行く楽器屋に行きましたら、
「フェンダーが入ったから弾いてみる!?」
と声がかかりました。まあ、断るはずもありません。それは25周年アニバーサリー・モデルでした。ってことは製造は'79年か!?色はシルバー・グレーね。
手に取って思ったのは、仕上げが粗いなぁ~!?ってことでした。っていうか、この80年代当時は日本製の高品質のギターがブイブイ言わせ始めた頃でして、仕上げに関してはトーカイの8万円ぐらいのストラトの方がず~っと丁寧でした。っていうか今思えば、その頃のトーカイのストラトってスゲ~良くできていましたよね!?
で、実際に音を出してみますと……、フロント・ピックアップの音が、もうのけぞってしまう程に良い音でした。正直その瞬間は「ウワッ!!本物スゲエ!!」と思いましたな。店員さんも調子を合わせて「う~ん、イイ音だねぇ~!!」とか言って“買わせようモード”に入った感じでした(笑)。
で、今度はリアの音を試したんですが、“キョリ~ン”という“ジャキ~ン”でも“ジャラ~ン”でもない非常にショボイ音でした。何かノイズも凄かったし……。私がそれで一気に萎えたのを店員さんは感じ取ったのでしょう、
「でもホラ、リアピックアップは換えちゃえばイイし、フロントがこんなにイイ音ってことはボディ自体の鳴りはイイってことだし……」
みたいな感じでフォローが始まりましたな。でも何を言われても“もうイイや”って感じなぐらいにリアの音はショボイモノでした。
この経験が尾を引いているわけありませんが、それ以来“フェンダー”のストラトは手に取ったことがありません。2年後にストラトを買いましたが、その時もフェンダーは全く選択肢には入ってませんでした。何て言うかフェンダーには敬意を払ってはいますが、自分が弾くべきギターという気がしないんですよ。ストラトというギターは当ブログで何度か書いたように素晴らしいギターだと思っていますが。う~ん、フェンダーって私にとって“アメリカン”な感じが強すぎるのかな!?
まあとにかく、私が本家フェンダーを弾いたのはその一度きりなんです。ちなみにその時弾いたギターは知人が買いました。彼はバリバリのストラト弾きでした。っていうか、確かストラトしか持ってなかったな。25年ぐらい経っているけど、アイツはまだあのギター持ってるかなぁ~!?機会があったら確かめてみようと思います。
ってなワケで、何が言いたいのか判りませんが、生涯でただ一度のフェンダーとの出会いを書いてみました。私は今後の余生(笑)でストラトを1本ぐらいは買うような気がしますが、やっぱりフェンダーは買わない気がします。まあ、百歩譲ってG&Lなら買いたい気がするのですが……。


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