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    人類史上最強だった頃の話

     みなさん、こんにちは。楽曲は売れないしオファーもロクに来なくて店じまいかよ?って感じの鈴木です。このところスポーツネタが続きましたので、今回は音楽ネタにします。もっとも、役に立つような話ではありません。

     高校生の時の話。クラスメイトとメタル系のコピー・バンドをやっておりました。当ブログに何度も登場している素敵な牛舎の友人と組んでいたバンドとは別です。っていうか、牛舎の友人と組んでいたバンドは、学園祭のためだけに組んだバンドでして、ステージは一度しかやっておりません。で、学園祭後、そのバンドの残党幾人かと新しいバンドを組んだのです。素敵な牛舎の友人はそもそも強豪体育会系部活動をしていましたので、普段はバンドをやるヒマなど無く、あくまでも“学園祭だから特別に”やれたのでした。

     ってなワケで、そのバンドでライヴをすることになりました。
     鈴木の高校は何故か?メタル系のバンドをやっているヤツが非常に多くて、いくつかのバンドが集まって水戸市にあるライブハウスで自主企画のライブをすることになったのです。ちなみに鈴木のコンテンツを熱心に読んで下さっている方にしか判らない話ですが、そのライヴこそ、「トーカイ・ファイヴスター」を使いスコーピオンズの“Blackout”で「ぎゅうぅ~ん!」とアームダウンしたライヴです。判らない人ゴメンナサイね。

     さて、我々は高校生です。え~と、2年の終わりだったか3年の始めだったかその辺は記憶が曖昧ですが、とにかく我々は高校生だったのです。つまり、ライヴ当日には自分の機材を手に持って、バスや電車に乗って目的地に行くのが普通です。
     ところで、そのバンドには鈴木以外にもう1人ギタリストがいました。まあサイド・ギタリストみたいな感じ。で、彼はもうホント張り切っており、そのライヴのために(だったと思う、っていうか、そういうことにしておく)新しいギターを買ったのです。でも鈴木だって“Blackout”のためにファイヴスター買ってるな(笑)。人のことは言えないぞ。

     どんなギターを買うのか?彼から相談された覚えはあります。で、鈴木は無難にストラトやレスポールのコピーモデルを奨めたと思います。
     でも彼はどうやらフライングV、それもマイケル・シェンカーでお馴染みの再生産型じゃなくてオリジナル・タイプのフライングVに惚れてしまったようです。あっ!?もちろん国産のコピーモデルよ。
    「予算的にギリギリなんだけどさ。」
     彼はそう言ってました。でもさ、惚れたギターがあるのなら、それを止める理由なんてありませんな。
      
     そして彼のギターお披露目の日。
     彼はギターを持ってきました。
     購入時にお店で梱包してくれたのであろう段ボール箱に入れて。
     う~ん、予算的にギリギリというのはホントだったんだな!
     っていうか、ギリギリ過ぎないか?
     イヤ、別にその部分をネタにしようとは思っていません。だって我々は高校生です。高校生は人類史上最強ですから、何をやってもイイのです(笑)。

     さて、ライヴの日が迫ってきた頃、ドラマーが鈴木のところに何やら相談があるような感じでやってきました。彼はストラトキャスターのコピーモデルを持っていましたな。元々アコギをやっていてギターも弾けるのです。で、

    「あのさ……、アイツ(フライングVの彼)がね……、俺のストラトのソフトケースを貸してくれって言うんだけど。」
    「何でよ?」と鈴木。
    「イヤさ、ライヴの当日にギターを運ぶのに使いたいらしいんだけど。」とドラムの彼。

    「あのな、フライングVだぞ!?ストラトのケースに入るわけナイじゃん!!」
    「俺もそう言ったんだけど……、入る!!って言い張るんだよ!」

     フライングV……、変形ギターの元祖みたいなモノですから当然ハードであれソフトであれ専用ケースってのがあります。ストラト用のソフトケースなどに入るワケがございません。もっと普通の形のギターであれば強引に何とか入るかもしれませんが。

     まあしかし、無下に断るのも如何かと思われますので、「そんなに言うなら貸してやれば!?」ってなことになりました。

     そしてライヴ当日。もちろん彼はフライングVを持って来ました。えっ!?ケースに入っていたかって!?

    入るワケねえだろっ!!

     え~と、何がどうなっているのかサッパリ判らない状態でした。
     ただ、そのことについてメンバーは誰も触れなかったと思います。
     でもさ、どうせなら段ボールで持って来た方がむしろ“男前”だったような気がします。だって人類史上最強の高校生だったしさ。
     
     ちなみにこの彼とは別の奴の話。彼はベーシストで、この話とは別の日の出来事ですが、ベースをストラップでかけた状態(つまり普通に演奏する状態)で電車に乗り込みました。後で聞いたのですが、ソフトケースの取っ手が切れてしまったので、その状態で持ってくるくらいなら、この方が楽!!だったからそうです。(うん、そりゃそうだ!)
     この方が男前だよな!だって我々は人類史上最強の高校生だったんだから!!またね。

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    プロフィール

    鈴木浩憲
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    人とは一風変わった音楽哲学を持ったギタリスト/シンガーソングライター。オフィシャル・ウェブサイトでは、オリジナリティあふれるロック・ギター講座を展開。


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