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    比較するのが間違い

     “リッチライト”。
     ギブソン・レスポール・カスタムの指板材として2012年からエボニーに取って代わった人工建材である。
     この検索語によって当ブログを訪問される方は後を絶たない。
     別に私がリッチライト指板について特別詳しいワケではないんだが……。
     まあ実際に弾いたことはあるが……。
     っていうか、私自身“もう終わりにしよう”とかいう記事を書いて、今後はリッチライトについて書くのはヤメにしようとか思っていた。
     でも先日、ちょっと気になった記述をネット上で見つけたのでそれについて書いてしまうのである。まあ気楽に読んで頂きたい。

     気になった記述というのは“Yahoo!知恵袋”で見たんだけどね(笑)。
     つまりリッチライト指板についての質疑応答の中で、“リッチライト指板はポワ~ンとした音がする”ということを書いていた人がいたのだよ。

     さて、これは事実なのか?
     先に結論を言うとその人の印象は多分間違ってはいないと思う。
     そしてその印象はエボニー指板のレスポール・カスタムとの比較であるようだ。
     で、こんなこと書かれたらもう全然リッチライトダメじゃん!という感じになるよね。

     でもね、よく考えて頂きたい。
     エボニー指板のカスタムとの比較とは言っても、エボニー指板のカスタムってのは2011年以前(つまりもう充分中古と言える)のモデルか、新品だとヒスコレの高級ラインになる。え~とね、それと比べるのはリッチライトにハンデがアルのではないか?

     ギターを何年か弾いている方ならお判りだろうが、造りがそれなりにマトモなギターであれば、大抵は弾き込むことによって徐々に鳴るようになってくる。
     しかもギブソンってのは、まあ最近のはそうでもないという意見もあるが、新品の時は鳴らない。何と言うか「新品の音」ってのがあってだな、輪郭が今ひとつはっきりしない音だったりする。

     だからリッチライト指板のカスタムの新品が“ポワ~ン”とした音がするのはある意味普通である。ちなみに私が弾かせてもらったリッチライト指板のカスタムもまさに新品の音であり、店員さんに私が言った第一声が、「うわっ!新品の音ですね!」だ。ただそれは従来のギブソン・ギターの音でもあった。別にリッチライトだからどうこうという感じは無く、だからこそ私は当ブログで「弾いても違いは判らなかった」と書いたのである。

     ってなワケで、別に強硬にリッチライトを擁護するつもりも無いのだが、エボニー指板のギターと比べて“ポワ~ン”とするというのはフェアな意見ではナイと言いたいのだ。そもそも比較対象が違うよね。指板材を除いて同時期に同等のクオリティで造られたギター同士の比較じゃないからね。

     ってなワケで、どうしても気分の問題が足を引っ張るであろうが、カスタムの購入を考えている人は“別に買っても良いんじゃない?”と思っている私である。イグアナとかコア・トップとかどうだね?スゲ~クールだと思うのだが。
     またね。
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    プロフィール

    鈴木浩憲
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    人とは一風変わった音楽哲学を持ったギタリスト/シンガーソングライター。オフィシャル・ウェブサイトでは、オリジナリティあふれるロック・ギター講座を展開。


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