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    右手と左手

     度々ネタにさせてもらっているのだが、当ブログへの訪問者様の検索語で、またツボに嵌ってしまった。
     え~と、バカにするつもりはナイのだが……、っていうか、今月の“検索語大賞”を差し上げたいのである。

    「ストラトキャスター ブリッジに手をのせたい」

     イヤ、この気持ちは判るのである。きっとフェンダー・オールドタイプのギターなのである。あのオールドタイプのシンクロナイズドトレモロってのは、サドルを調整するネジのアタマが手に当たって痛いのである。だから、何とか上手い方法はナイのか?ということなのであろう。しかしながら、この検索語を見た瞬間「のせればイイじゃん!?」とツッコミたくはなる。ただ残念ながら、手をのせるのであれば多少の痛みは我慢するしかないのである。とはいえ、私の場合は弦高がかなり高いので、ネジのアタマはそれほど出ていないので、痛くないんだけどね(笑)。ただ他人のギターを弾かせてもらった時はやはり痛い。誰でもそうだから頑張ってのせていただきたい。

     という軽い前置きの末に、本日もギターの話である。
     以前、“中指ギタリストか小指ギタリストか?”という記事を書いたが、本日もそんな感じだ。

     アナタは右手ギタリストか左手ギタリストか?という話だ。
     もちろん正しいメソッドと認められている話などではない。
     私が勝手に思っている話である。
     しかし案外みんなの役には立つと思われる。

     ある意味簡単なテストのようなモノだ。
     ただし、基礎練習を普段からやっている人でないとできないテストでもある。
     さて、基礎練習としてスケールをやっている人は、当然メトロノームに合わせて練習していると思う。そこで、アナタが普段やっているパターンにおいて、
    「確実にできるが楽勝でもない!」というテンポに設定する。ここがけっこう大事だ。キツクても楽すぎてもいけない。ちなみに参考まで私の場合は120BPM前後で16分音符という感じかな?速弾きが得意な人であればもっと速いテンポであろうし、そうでなければもっと遅いテンポでもかまわない。確実にできるがそれなりに負荷もかかるテンポを各自で探っていただきたい。人それぞれだ。

     そしてそのテンポが決まったら、そのテンポで延々とスケールを間断なく続ける。フル・ピッキングでとにかくひたすら続ける。休符は入れずに続けるのだ。

     そうすると当然、そのうち手が疲れてしまって続けられなくなる。そして結局は止まってしまうだろう。当たり前だ!人間は機械ではない。

     さて、テストと最初に言ったから、止まるまで何小節続けられたか?っていうか、どれぐらい長く続けられたか?というのを計りなさい!という話なのかと思われたかもしれない。イヤ、違うのである。どれぐらい長く続いたか?というのはここでは問題ではナイ。

     実はその手が止まってしまった原因は左手か右手か?というところに注目して欲しいのだ。もちろん、ほとんど右手も左手も同様に疲れ切ってしまってどちらが原因か判らないという人も稀にいるかもしれない。う~ん、それはテンポが適当ではナイかもしれない。勝負がつくまでテンポを変えて(上げて)みるとイイかも?

     さて、どちらが先に動かなくなっただろうか?
     ちなみに私は何度やっても右手が先に動かなくなる。っていうか、右手がもう無理という段階になっても左手はまだまだ止まる気配さえなく余裕であることが普通だ。
     だから自分では左手のフォームと脱力加減は大丈夫だと思っている。自分的には右手の強化が必要なのかな?とか思っている。左手に見合うようにしたいところだ。つまり私は“左手ギタリスト”かもしれないな。

     さてアナタはどちらだろうか?
     またね。

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    更新されている

     このところピック及びピッキングについて、一人で盛り上がっている私だ。
     件の新レギュラー・ピックで色違いの検証も昨日から始まった。
     6色全ての新品を同様にローテーションしながら使っていって、感触や減り方に違いがあるか確かめるのである。
     ちなみにまだ1日だから確かではないが、青が良いような気がする。
     そして実は一番初めにとりあえず手に入れた赤が……、一番ダメな気がする(笑)。
     もっとも、ある程度減るところまで弾いてみないと何とも言えないのだが。

     そして人によってピックの減り方が違うのも興味深い。
     まだまだサンプルは少ないが、先っちょもそれなりに減るのが普通なのであろうか?
     弦はピックにはじかれることによって振動する。
     ところでピックが弦に触れている時間が長いほど、弦の振動は妨げられる。
     物理的に考えるとそうだよな?
     その辺で何か解明出来るかもしれないとかムダに思っている。

     っていうか、これは前置きなのである。
     本日の真の目的は、ホームページの更新告知である。
     昨日ホームページの「そこだったんだ!ロック・ギター基本以前 第9関門」が更新された。悩めるギター初心者の助けとなると幸いである。
     そして他の記事も併せて読んでいただけると涙である。
     加えて、う~ん、このオッサンの考え方には興味を惹かれるかも?
     と思った方は、私のギターレッスンをいかがだろうか?
     ホームページには載っていない裏メニューも駆使して、きっとアナタのギターのウデが進歩して幸せになれるのである。迷っている約7万人の方々は、私が消えてしまわないうちに(笑)、トライしてみて下さい。お願いします。
     またね。

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    ピックの先端

     今回もピックの話だ。
     以前話題にした、私の新レギュラー・ピック。
     めでたく色違いの他の5色をゲットすることができた。
     実はギターレッスンの日、生徒さんに買ってきてもらったのである。
     お前が世話になってどうする?という話ではあるが(笑)、生徒さんは「どうせ通り道ですから!」と買ってきてくれたのである。この恩に、何としても報いるべく私の持てる全てを提供するつもりである。

     ってなワケで、まだ入手したばかりなので、色による感触の違いの検証はまだ先である。成型した後に色を塗っているワケではなく、着色後に成型していると思われるので、微妙に塗料による差が出ると思われる。ムダにお待ちいただきたい。

     さてピックの話は続く。
     つまりそのレッスンの時にあることに気づいた。
     今までは気づかなかったことがあったのだ。
     で、気になったので例の北海道の素敵な牛舎を持つ友人にもメールをしてしまった。

     それはピックの“減り方”である。
     みなさんのピックはどのように減っていくだろうか?
     弦のあたる部分、つまり両端のエッジ部分が減っていくのは当たり前だと思う。
     私が今回注目したのは“先っちょ”の部分だ。そう、尖った先端の部分の話ね。

     ちなみに現在生徒さんと私は同じピックを使っているので、比較対象としては完璧なのである。生徒さんのピックは、エッジ、そして先っちょ部分も全体的に減っている。先端部分は徐々に鋭角ではなくなり丸みを帯びている。

     さて、では私のはどうか?
     エッジは減っているが先っちょはまったく減っていない。
     もう廃棄処分寸前という使い込まれたモノでも、先っちょは鋭角なままである。
     そう言えばこれまで30年以上、先端が丸みを帯びた記憶はナイ。

     つまり、私はどうやらピッキングの時に、ピックの先端がほとんど弦に触れていないということになる。
     どちらが良いか?という話ではなく、単にスタイルの問題かもしれないのだが……。
     ちなみに北海道の友人は「先端は丸まっていくが、ある程度まで行くと止まる」らしい。

     みなさんはどうだろうか?
     とりあえずピックの先端が弦に触れない鈴木のサウンドはどうか?というワケで、左側リンクより私の楽曲の数々を聴いてみると良いかもしれない(笑)。っていうか、聴いて下さいね、お願いします!!
     またね。
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    次元が違う

     いきなりだが羽生結弦は素晴らしい。
     とんでもない選手である。
     今大会だって、病気や怪我があって練習不足のはずなのである。
     もちろんそれでも、トップになるのだろうな!?とは思っていた。

     もうほとんど他の選手とは次元が違うと思う。
     別の競技を見せられているように感じてしまう。
     
     昨日の演技は……、確かに彼の100%ではない。
     ただここ2シーズンほどの彼を観て思うことがある。

     彼の演技は、“彼が音楽に合わせて滑っている”ようには見えない時がある。
     彼が音楽をリードしていると言うか……、彼のスケートが指揮を執っているように感じるのだ。
     そこが“次元が違う”と感じるところである。
     またね。
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    最高の気分

     最近、ギターのピッキングについて考えているのだ。
     やっぱり、ギター上達の壁なのは右手のピッキングだと思うからだ。
     とはいえ、ギターは右手のピッキングと左手の押弦の、単純に考えると二つの要素がシンクロしてやっと一つの音が奏でられる。

     右手のピッキングが重要だとは言っても、左手が巧くシンクロしないことには良い音は奏でられない。だから左手の“ばたつき”を気にする人も多い。つまり左手は利き腕ではない方だから、最初は巧く動かせない。動かそう動かそうと考えるあまり、必要以上に大きなアクションになって、効率的に動かせなくなってしまうのだ。

     で、当ブログでは以前、「ばたつくのばたつき自体が問題ではなく、単に上手く弾けていないだけだ!」と書いた。
     それを言ってはおしまいか?
     でも考えて欲しいのは、左手がばたついている時、右手はキチンとピッキングできているのか?ってことだ。
     はっきり言ってしまえば、右手はほぼ完璧で左手がばたついてしまうから上手く弾けないなどという人はいないと思う。
     左手がばたついている時には、右手だっておぼつかない状態だろ?

     つまり最初に右手が大事だとか言っておいて何だが、右手と左手はセットなのである。
     どちらがどうとかいう話ではない。
     ただ、物事が巧くいかない時に、問題を一つ一つ切り分けていって解決できることもあるから、それをギターにも当てはめて考えているのだと思う。

     でも最近結論が出つつある。
     切り分けるのは無理かもね?
     そういうことでは無い気がする。

     結局ギターは楽器だから“良い音”を出すことを目的とせねばならない。
     良い音が出ない人は、多分“楽器”としての意識が足りないのだと思う。
     っていうか、弦をはじくという行為は、けっしてボタンを押すとかいう行為と同じではないのだ。
     “ボタンを押すように”弾いても音が出ちゃうんだけどさ。
     でも必ず良い状態で音が響く弾き方(はじき方)が在るワケで、それを探ることが大切なのだよ。

     ってなワケで、徐々に破綻していきそうなので、ほとんど逃げを打ってしまおう(笑)。
     マイケル・シェンカーのインタビューを紹介しようと思う。
     彼がまだギターを始めたばかりのことについて話したことで、この話は当時高校生だった私の胸に響いたのだ。

    「ギターを手に取りアンプに繋ぎ、そして弾くと、それはもう最高の気分だった!」

     これなんだと思った。つまり最高の気分になる音を出せばイイのだ!!と思った。
     それを探っていくのだ。みなさん頑張りましょう!きっとお手伝いが出来ると思うので、ギターレッスンの生徒さんは随時募集中!!
     またね。

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    プロフィール

    鈴木浩憲
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    人とは一風変わった音楽哲学を持ったギタリスト/シンガーソングライター。オフィシャル・ウェブサイトでは、オリジナリティあふれるロック・ギター講座を展開。


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