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    交互に弾いてみた

     そしてまたギターの話題である。
     白カスタムに張ったディーン・マークレーの検証は終わりにして、ジム・ダンロップに張り換えようと考えていた。昨日の夜までは……。

     でも今朝起きたらその気が変わった。
     まだディーン・マークレーの劣化が進んでいないというのもその理由だが、あることをやっておこうという気になったのである。

     これまで私は試した弦について、あくまでも音が中心で、その感触にはそれほど言及してこなかった。それは私がその点を“あまり気にしない”からでもある。
     しかし、世の中のレビューを読んでみるとけっこうその点について書かれている。
     硬いとかザラザラするとかね。
     だから、世の中的にはそこを気にしている人も多いのかもしれないな。

     ってなワケで、アーニーボールが張られている黒カスタムも引っ張り出し、ディーン・マークレーが張ってある白カスタムと交互に弾いて、その感触の違いを比較しようと思ったのである。ひょっとしたら億が一誰かの役に立つかもしれまい?

     さて、2本のカスタムに張られているアーニー、ディーン・マークレーはどちらも新品状態ではナイ。とはいえ“死んだ”状態にもまだ遠く、そうだな、程良く音が落ち着いた状態とでも言えばイイだろうか?

     交互に弾くとそのキャラクターの違いがはっきり判るな。とっととやってみるべきだったと反省した。
     先ず弾き心地だが、テンション感ははっきりとアーニーボールの方が硬い。わざわざチョーキングとかしなくとも普通に押さえればその違いが判る。つまりディーン・マークレーはアーニー、ダダリオ、GHSを含めた4ブランドの中で最も柔らかい印象だ。そしてそれ故と言うか、サスティーンも長目の印象を受ける。で、指先の感触もけっこう滑らかに感じる。

     そしてこれは生音の話であってアンプの出音とは直接関係ないかもしれないが、一応書いておく。
     ジャラ~ンとコードを鳴らした時の違いなのだが、アーニーボールの音は直線的に前に出る感じ。
     ディーン・マークレーはギターの周囲を包み込むように鳴る。これはね、う~ん、信じないかもしれないけど……、まあやってみると判るよ(笑)。

     とはいえ、アンプ・レポートの時に(凹みながらもアンプ・レポート)同じようなことを感じているのな。GHSのローは“ローの壁”と感じたことに対し、ディーン・マークレーは“ローの塊”というか“ローの球”と書いたよな!?やはり生音の段階からそういう傾向(どういう傾向だよ?)にあるのだと思う。ディーン・マークレーは全体を包み込むように鳴る弦なのだ。(ホントか?)

     ってな感じで、ディーン・マークレーは一度試してみる価値のある弦だと思う。
     まあゴリゴリのメタル系には向かないかもしれないが、錆びていないことを祈りつつ買ってみるのはアリだと思われる(笑)。
     またね。
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    新記録だ

     今回はテニスの話にする。
     現在ATPは非常に短いグラスコート(芝)・シーズンである。
     つまりもうすぐウィンブルドンなのだな。
     で、今週はハレとクイーンズ大会なのだ。今年からATP500に格上げになった。

     そしていずれもベスト4が出揃った。
     グラスコートは大会自体が少なく、どうしても試合数が限られるので必然的にベテランが勝ち残る傾向にある。
     ハレ大会の準決勝はフェデラー×カルロヴィッチ、錦織×セッピ。
     クイーンズ大会は、マレー×トロイツキ、シモン×アンダーソンである。
     一番若いのが当然錦織で、次に若いのがマレーである(笑)。
     それどころか、昨日のハレ大会準々決勝、対ベルディヒ戦でカルロヴィッチがサービス・エース45本という新記録を達成した。凄いね“ドクター・イヴォ”。おめでとう!!彼は36歳である。グラスコートだとそのサービスの威力が更に増すワケだ。フェデラーは“ビッグ・サーバー狩り”が得意であって対戦成績でも圧倒している(12-1)のであるが、このオッサン対決はムダに注目である。フェデラーももうすぐ34歳だから、平均年齢35歳の準決勝である。
     
     錦織はどうか?セッピにはウィンブルドンで過去に逆転負けを喰らったことがある。
     その雪辱を果たしたいところだ。
     決勝に進出した場合、フェデラーかカルロヴィッチというグラスコート・マスターが相手になる。今後のことを考えてもけっこう重要かもしれない。

     クイーンズはマレーが順当に優勝するかな。
     アンダーソンはともかくもシモンはグラスコート得意だったか!?
     きっと決勝はマレー×アンダーソンになると予想するのだが、マレー×シモンがグラスコートでヌルヌルとストローク戦をやるというのも観てみたい気もする(笑)。
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    プロフィール

    鈴木浩憲
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    人とは一風変わった音楽哲学を持ったギタリスト/シンガーソングライター。オフィシャル・ウェブサイトでは、オリジナリティあふれるロック・ギター講座を展開。


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