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    SITをムダに採点する

     さて、検証終了ということでSITをムダに採点する。
     私ごときの採点なぞほとんどアテにはならないと思われるが、ちょっとした目安と言うか、話半分と言うか(笑)、そんな感じで捉えていただきたい。

     ちなみにこれまで試した弦は全て“普及価格帯”の弦だ。
     私的には大体1セット800円ぐらいまでと考えている。
     もちろんこれは個人の感覚によって多少上下するだろうが、それ以上の価格のモノとなると、特殊な合金や製造法を使っていたりして、単純に“使い捨て”というのとは違ってくると思う。私が対象とするのは毎日弾いて1~3週間程度で交換することを前提としている弦である。今後もそれを変えるつもりはない。

     換えた直後に“ねえな!”と思ったSITであるが、
    「弾いていたら徐々に馴染む!」
    ということが私にとって初めて実感された弦である。
     もちろん、「張り立ての音よりも落ち着いてからの音が好み!」という人の気持ちを理解したワケではナイ。ただ実際にそういう弦も在るということを知ったということだ。

     SITの最大の売りはチューニングの安定性にある。
     それはよく判った。
     もちろん弾く度にチューニングをしなくてイイ!ということにはならないが、ホントに狂わない。
     レスポールにおける“3弦にイラッとくる!”ことがほとんど無かった。

     ってなワケで、SITの採点をする。
     以前当ブログで採点した他のブランドの弦も併せて載せておく。

    SIT
    ・・・サウンド8.5 耐久性9.0 ピッチ10.0 価格8.0 入手性6.0・・・合計41.5

    ジム・ダンロップ
    ・・・サウンド8.0 耐久性9.0 ピッチ8.0 価格9.0 入手性8.0・・・合計42.0

    GHS
    ・・・サウンド8.5 耐久性8.0 ピッチ9.0 価格8.5 入手性9.0・・・合計43.0

    アーニーボール
    ・・・サウンド9.5 耐久性5.0 ピッチ7.0 価格9.5 入手性10.0・・・合計41.0

    ダダリオ
    ・・・サウンド6.0 耐久性9.5 ピッチ7.0 価格9.0 入手性10.0・・・合計41.5

     未だに愛用のアーニーボールが最低点だ(笑)。
     しかし音が一番好きなのだから仕方がない。
     ところで歪み系の音に関してSITとGHSはかなり似ていると感じた。
     GHSの方がややシャープで、SITはの方が音が太いんだけど。
     ハードロック/ヘヴィ・メタル向きかな!?
     ピッチに関してはSIT以上の弦を知らないので満点にしておく。
     最初の印象よりも弾くほどに良くなっていったSITであるが、ソロの時に“音が太過ぎる!”というのが妙に私には気になった。
     太いのはけっこうだろ!?ってか。
     イヤ、そんな単純な話ではナイのである。
     でも試す価値は充分にアルと思う。
     またね。
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    一線を越えた

     昨日SITの検証をまだ続けるとか書いた。
     昨日の時点ではまだ行けそうだと思っていたからだ。
     ところが……、先ほど基礎練習をしたのだが……、う~む、ここ4、5日続いた暑さが効いたのか、本日になったらかなり劣化が見え始めた。
     どうやら最後の一線を越えてしまったかもしれない。
     ホント、いきなり弦も黒ずみ、音にも勢いが無くなってしまった。

     う~む、どうやら終了だな。
     本日は時間も無いので、SITについての採点は次回ってことで。
     しかしこの暑さはどうにかならないかね?
     新たに検証を始める弦にとって、相当なハンディになっちゃうよな。
     またね。
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    悪いのなんてナイのかも

     新国立競技場建設問題が連日報道されている。
     ところで、どうにも“新国立競技場”という呼称が私にはピンと来ない。
     何故なら、“新国立”と言うとどうしても“新国立劇場”だろ!?
     とか思うのである。
     あっ!?ほとんどの方にはどうでもイイ話か? 
     イヤ、きっと私のような違和感を覚える人もいると思うのだが……。

     という軽い前置きに続くのは、またギターの弦についての話だ。
     実は先日のギターレッスンで生徒さんがレスポール80に、
     ギブソン VR10 Vintage Reissureという弦を張っていたのだ。
     私が買ったBrite Wiresという弦とは違い、もうちょっと高級(?)な弦である。
     ちなみに生徒さんも普段は私と同じアーニーボール・レギュラー・スリンキーを愛用している。

     私自身は5分程度弾かせてもらっただけだが、やはりヴィンテージ・テイストと謳っているから落ち着いた音である。でも深みはあるな。ただアーニーボールに慣れてしまっている私には、高域のキラキラ感がちょっと寂しい感じでもある。
     イイ音なのは確かだと思うのだが……。
     果たしてBrite Wiresはどうなのか?ムダに楽しみである。

     ってなワケで、SITの弦もほぼ2週間である。
     チューニングの安定感については、これまで試した弦の中では間違いなく一番である。
     さすが“SIT”を名乗るだけのことはある。
     耐久性に関しても大したモノだ。
     まだ“実用レベル”を保っている。
     ちなみに弦の表面のくすみもこれまで試した中では最も少ない気がする。
     前回試したジム・ダンロップも耐久性は優れていたが、ひょっとしたらそれ以上かもしれない。

     そろそろ換えようかな?
     ちなみに音の方はジム・ダンロップとは対極にあるかも。
     ジム・ダンロップはテンションも柔らかでシャリーンと鳴る。
     SITはサスティーンがイマイチな気がするけど、アタックはクイックで音が太い。

     まあしかし、メジャー・ブランドの弦は……、さすがにどれも悪くないな。
     必ず何かしらの“売り”があるようだ。

     ってなワケで、昨日はYAMAHA SF-7000を5日ぶりぐらいに引っ張り出した。
     そうしたら見事に弦が劣化していた。
     もちろんこのギターに張っているのはアーニーボールである。
     ハードケースに入っているとはいえ、私の部屋はエアコンがナイ。
     このところ気象条件がハードだったから仕方ないか?
     Tokai ST-60も同じ弦を張っているが、こちらはエアコンのある部屋に置いてあるから、ほぼ毎日弾いているのに弦がそれほど劣化しないな。 

     ってなワケで、YAMAHA SF-7000の弦を張り換えた私である。
     それでムダに気持ちが満たされたので(笑)、SITの検証はまだ続くかもしれない。
     またね。
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    そう来たか!

     これは友人のそのまた友人の話である。
     私はその方を直接知っているワケではナイ。
     何の話かと言うと、ギターの話である。

     さて、その方の使っているギターは……、え~と、その方はある意味ギターの楽しさを最大限に堪能しているとでも言うべきか、色々なパーツを寄せ集めて創ったストラトタイプのギターを使っているらしい。
     しかしそれは決して“厳選された”パーツ類ではなくて、どちらかと言うと“ジャンク系”とでも言うべきパーツ類でもあるらしい。
     まあそれはそれで楽しみ方としてけっこうなことである。

     そしてそのギターには“フロイドローズ系”のアームが装着されているようだ。
     フロイドローズではなくて“フロイドローズ系”と書くからにはそれは本物ではなく、フロイドローズのコピータイプのアームなのである。

     で、それがあまりよろしくないらしい。
     創りがやはり甘いのか?どうにもチューニングが不安定とのことだ。

     さて、アナタならどうする?
     やっぱり本物のフロイドローズに換えるか!?ってな感じだと思う。

     しかしその方の解決策は違ったのだった。
     当ブログを読んでSITの弦に換えたのか?(笑)
     イヤ、いくらSITのチューニングが安定していても、アームの創りが甘いのであれば多分解決はしない。
     さすがにSITと言えども根本的なアームの欠陥まではカバーできまい!?

     正解は……、ストラト用の自動チューニングシステムを装着したのだった。
     う~む、そう来たか。
     ちなみに私の知人で自動チューニングシステムに対して“是”という立場を表明した者は私自身も含めて一人もいない。
     便利かもしれないが、何より格好悪いというのが大きいとも思う。
     とはいえ、ストラトでしかもフロイドローズ系のアームが付いていたりすれば、今更ネックの裏に何かが張り付いたところで見た目的な違和感はナイかもしれないが……。

     しかしながら、これは根本的な解決になっていない。
     まあ賢い方なら2秒で気づくだろう。

     ちなみにその自動チューニングシステムは3万円ほどしたそうだ。
     それを聞いた友人は、
    「3万出すなら本物のフロイドローズ買えばいいのに!」
    と内心思ったそうだが、その方が「スゲ~便利!」と会心の笑顔で話すので言い出せなかったそうだ。
     まあそりゃそうだな。
     またね。
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    おめでとう、フルーム!

     しかし暑いな。
     いつもは冷房30度設定の私であるが、さすがに昨日今日はリミッターを外して、28度とかにしてしまったのである。
     ってなワケで、ツール・ド・フランスも終わったのである。
     フルーム、おめでとう!
     フルーム自身の強さもそうだが、チームスカイのチーム力も素晴らしいモノだった。

    “フルーム ドーピング”などと検索していないで、素直に彼の勝利を認めたらどうよ!? 
     イヤ、これは一部の人達に言いたいだけなんだが……。

     ところで私は何度も“ツール・ド・フランスはつまらない!”と当ブログで書いている。
     実際のところ、単純に競技としてみれば、ジロ・デ・イタリアやブエルタ・ア・エスパーニャの方が遙かに面白いのだよ。
     ただね、それでもツール・ド・フランスも熱心に観てしまうのだ。
     まあ、燃え尽きはしないのだが……(笑)。
     ツールってのは、競技そのものは“凡戦”になりがちなのだが、イベントとしてのオーガナイズが優れているのね。何と言うかプレミア感が全体を覆っているのだな。これはちょっとジロやブエルタにはマネできない感じなのだ。

     そのオーガナイズの巧さについつい引き込まれてしまうのだな。
     で、終わって冷静に考えると競技としては面白くなかったじゃん!?みたいな。
     毎年これの繰り返しなのだ(笑)。
     でも今年は面白い方だったよな!?

     希望としてフルームには是非ブエルタにも出て欲しい。
     まだツール以外のタイトルを獲ってないからね、フルームは。
     でも今年こそホアキン・ロドリゲス(カチューシャ)にブエルタは獲って欲しい!っていうか、ホントに最後のチャンスだろ!?という気もするので、それを邪魔することにもなりかねないか?イヤ、ホアキンも出るかどうか知らんのだが……。

     しかしジロ・デ・イタリア~全仏~ウィンブルドン~ツール・ド・フランスと続いてきた流れも一段落である。ムダに夜がヒマに感じるのである。
     作曲にでも励むとするか?
     またね。
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    プロフィール

    鈴木浩憲
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    人とは一風変わった音楽哲学を持ったギタリスト/シンガーソングライター。オフィシャル・ウェブサイトでは、オリジナリティあふれるロック・ギター講座を展開。


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