FC2ブログ

    クランチの罠

     ってなワケで、本日は珍説を披露する。
     半分冗談だと思ってくれた方がイイかもしれないな。
     でも半分は本気だけどね(笑)。

     ギター・サウンドに「クランチ」と呼ばれるモノがある。
     ところでこの「クランチ」という言い方。
     私がエレキ・ギターを始めたばかりの頃、つまり'80年頃には聞いた覚えがナイ。
     もちろん、欧米では既にその言い方は在ったのかもしれないが、日本では一般的で無かったように思う。
     '90年代に入ってから耳にするようになった気がするな。

     まあそんなことはどうでもイイ。
     で、「クランチ」とは「ばりばり噛み砕く」というような意味で、簡単に言うと軽く歪んだ音の事だ。
     クリーンとオーバードライブの中間ぐらいとでも言えばイイかな!?
     その創り方は、アンプのヴォリュームを上げていこうが、ディストーションなどのエフェクターを軽めにかけようが関係ない。
     とにかく“ちょっとだけ歪んだ音”だと考えていただきたい。

     ところで、この「クランチ」という音は……、まあ気持ちが良いのだよ。
     エレキ・ギターの魅力を巧く表す音だと思う。
     ちなみに私はほとんど使わないんだけどね。
     別に「クランチ」が嫌いなワケではなく、単に自分の楽曲には合わないだけだが。

     さて、表題は「クランチの罠」である。
     一体どの辺が罠なのか?
     クリーン・トーンで弾く時のことを考えていただきたい。
     完全なクリーン・トーンだとごまかしが利かないから、1音1音を正確に弾かねばならない。ミスタッチをすると直ぐにバレる。

     では、今度は完全に歪ませた音で弾く時のことを考えていただきたい。
     歪んでいるとどうしても音が暴れがちになるから、それなりにキチンとミュート・コントロールしないとイケナイ。
     ノイズだらけでは音楽にならないだろ!?

     つまり、クリーン・トーンやディストーション・サウンドでは、それぞれ気をつけねばならないことがアルのだな。
     じゃあ、「クランチ」だとどうよ!?
     そこそこ歪む程度にゲインを上げてあるせいで、実はショボイタッチでもそれなりにごまかせるのだ。
     そして歪んでいるとは言っても、しっかりミュートをしなければならないほど音が暴れるワケでもナイ。
     つまりコントロールにそれほど気を使わないで“オリャ~!”って感じで弾いても、それはそれで心地よく響いてしまうのである。

     これが「クランチの罠」なのだ。
     ショボイタッチは見逃してくれるし、その上ミュートにもそれほど気をかけなくても良い。
     もちろん、“至高のクランチ”をキチンと意識していればそうはならないのだが、けっこうラフに弾いていても、それなりにカッコヨク聞こえてしまうのだよ、クランチってヤツは。
     だから普段何も考えずにクランチでばかり弾いていると、知らず知らずのうちにヘタになってるかもね!?という半分冗談な珍説なのだ。

     また吹いてるよこのオッサン!と思ってくれてかまわない。
     またね。
     ギターレッスンの生徒さんは随時募集中!!

    楽曲発売中!!
    にほんブログ村 音楽ブログへにほんブログ村 音楽ブログ ギターへ
    スポンサーサイト



    プロフィール

    鈴木浩憲
    Cool Finger Official Website
    Cool Finger Facebook

    人とは一風変わった音楽哲学を持ったギタリスト/シンガーソングライター。オフィシャル・ウェブサイトでは、オリジナリティあふれるロック・ギター講座を展開。


    ★attention★


    投稿者の欄が無記名、または“名無し”“通りすがり”等の匿名性が非常に高いコメントは、いかなる内容であっても削除致します。
    当ブログはリンクフリーです。
    当ブログの全てのコンテンツの無断使用を禁じます。

    リリース
    最新記事
    カテゴリ
    カレンダー&アーカイブ
    07 | 2015/08 | 09
    - - - - - - 1
    2 3 4 5 6 7 8
    9 10 11 12 13 14 15
    16 17 18 19 20 21 22
    23 24 25 26 27 28 29
    30 31 - - - - -
    検索フォーム
    リンク
    RSSリンクの表示
    最新コメント
    最新トラックバック