コンラッドの衣装だが
本日はGPシリーズ中国大会だ。
浅田真央が出場するので期待している方々も沢山いるだろう。
もちろん私もその一人なのだが……。
ってなワケで、先週の“スケート・カナダ”。
男子シングルの選手については何も書かなかったが、今回はミハル・ブレジナ(チェコ)についてムダに書くのだ。
フィギュアスケート・ファンとして思うのだが、ブレジナを嫌いな人って少ないのでは?技術は確かだしルックスだって好みはあるだろうが、かなり良い方だろ!?
しかしながら、彼は今一つ勝負弱いというか、どことなく“脆弱な”イメージがあるよね。心と身体の両面で……。だから彼が本来持っているセンスに見合った結果が、ここまでは出せていないと思うのだ。先週のスケート・カナダでも8位だった。
でもね、今年は彼に注目したいのだよ。
何故ならプログラムが面白いというか非常に興味深いからだ。
SPは「The Way You Look Tonight」。
ジェフリー・バトルの振り付けによる秀逸な作品だ。
そしてFSは「海賊」である。
「海賊」はバレエ作品である。
それほど多くはないが、これまでフィギュアスケートのプログラムでは何度か使われている。ただ、ほとんどが女子シングルなんだけど。男子シングルの選手で使っているのは、う~む、昨季ジュニアの選手が使っていたかな!?私の記憶ではそれしかない。
「海賊」という題材自体が、まあ「海賊」というタイトルではあるけれど、決して主役が海賊ではナイから中々男子の選手が題材としては選びにくいというのはある。
ブレジナの衣装は海賊の首領コンラッドだと思うのだが、実は海賊の男性ダンサーの中ではコンラッドが最も重要な役というワケではナイのである。
「海賊」で最も重要な男性ダンサーの役は奴隷アリであって、そのアリのバリエーション(ソロ)が男性ダンサーのハイライトである。
で、このアリのソロの場面の音楽。実は私、大好きで無意識にそのメロディを鼻歌で歌っていることさえある。
自分が踊っていることを想像する(笑)までは行かないにしてもだ。
かようにバレエ・ファンにとってその場面の音楽はお馴染みなのである。
しかしそれは男性ダンサーのハイライトだから、女子シングルの選手が「海賊」をプログラムに使っても、その場面が使われたことは無かった(と記憶している)。
前出のジュニア男子のプログラムでもそこは使っていなかった。
何故使われないのか?
う~ん、それは単にフィギュアスケートのリズムというかテンポとは合いにくいと思うのである。
だからいかに有名な場面であってもスケートの振り付けは難しそうなのだ。
しかしながら、今季のブレジナの「海賊」ではこのアリの場面を使っている。
それが非常に心躍ってしまうのである。とてもチャレンジングだと思う。
海賊の首領の格好で奴隷の踊りの場面を踊る違和感(笑)など、この際不問だ!
そして振り付けにはステファン・ランビエールが関わっているのである。
う~む、やはり!という感じである。
「海賊」を演じるのであるなら、“ダンサー”ステファンとしては、奴隷の踊りを外すワケには行かなかったのだろう。
ってなワケで、このオッサン、またムダにマニアックな事を言っているな!という感じだろうが、今季のブレジナには注目していただきたい!
またね。
楽曲発売中!!

浅田真央が出場するので期待している方々も沢山いるだろう。
もちろん私もその一人なのだが……。
ってなワケで、先週の“スケート・カナダ”。
男子シングルの選手については何も書かなかったが、今回はミハル・ブレジナ(チェコ)についてムダに書くのだ。
フィギュアスケート・ファンとして思うのだが、ブレジナを嫌いな人って少ないのでは?技術は確かだしルックスだって好みはあるだろうが、かなり良い方だろ!?
しかしながら、彼は今一つ勝負弱いというか、どことなく“脆弱な”イメージがあるよね。心と身体の両面で……。だから彼が本来持っているセンスに見合った結果が、ここまでは出せていないと思うのだ。先週のスケート・カナダでも8位だった。
でもね、今年は彼に注目したいのだよ。
何故ならプログラムが面白いというか非常に興味深いからだ。
SPは「The Way You Look Tonight」。
ジェフリー・バトルの振り付けによる秀逸な作品だ。
そしてFSは「海賊」である。
「海賊」はバレエ作品である。
それほど多くはないが、これまでフィギュアスケートのプログラムでは何度か使われている。ただ、ほとんどが女子シングルなんだけど。男子シングルの選手で使っているのは、う~む、昨季ジュニアの選手が使っていたかな!?私の記憶ではそれしかない。
「海賊」という題材自体が、まあ「海賊」というタイトルではあるけれど、決して主役が海賊ではナイから中々男子の選手が題材としては選びにくいというのはある。
ブレジナの衣装は海賊の首領コンラッドだと思うのだが、実は海賊の男性ダンサーの中ではコンラッドが最も重要な役というワケではナイのである。
「海賊」で最も重要な男性ダンサーの役は奴隷アリであって、そのアリのバリエーション(ソロ)が男性ダンサーのハイライトである。
で、このアリのソロの場面の音楽。実は私、大好きで無意識にそのメロディを鼻歌で歌っていることさえある。
自分が踊っていることを想像する(笑)までは行かないにしてもだ。
かようにバレエ・ファンにとってその場面の音楽はお馴染みなのである。
しかしそれは男性ダンサーのハイライトだから、女子シングルの選手が「海賊」をプログラムに使っても、その場面が使われたことは無かった(と記憶している)。
前出のジュニア男子のプログラムでもそこは使っていなかった。
何故使われないのか?
う~ん、それは単にフィギュアスケートのリズムというかテンポとは合いにくいと思うのである。
だからいかに有名な場面であってもスケートの振り付けは難しそうなのだ。
しかしながら、今季のブレジナの「海賊」ではこのアリの場面を使っている。
それが非常に心躍ってしまうのである。とてもチャレンジングだと思う。
海賊の首領の格好で奴隷の踊りの場面を踊る違和感(笑)など、この際不問だ!
そして振り付けにはステファン・ランビエールが関わっているのである。
う~む、やはり!という感じである。
「海賊」を演じるのであるなら、“ダンサー”ステファンとしては、奴隷の踊りを外すワケには行かなかったのだろう。
ってなワケで、このオッサン、またムダにマニアックな事を言っているな!という感じだろうが、今季のブレジナには注目していただきたい!
またね。
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