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    変わり種

     とある日、当ブログの検索キーワードに、
    「ヘッドフォン 変わり種 HA-SZ1000」
    というのがあった。 
     う~む、このJVC HA-SZ1000というヘッドフォン。
     私は今年の1月に買ったワケで、何度か当ブログでムダにレビューをしている。
     ワザワザ検索語に“変わり種”と付けられてしまうのか(笑)。

     とはいえ、このヘッドフォンのアホな所有者の一人として、この“変わり種”という意見に異を唱えるつもりはナイ。
     確かにちょっと変わったヘッドフォンであることは認める。
     その“変わり種”という検索語に触発され、ここ数日間このヘッドフォンとムダに向き合ってみたので、他人にはほとんど役に立たないだろうが感想を書く。

     ザックリ言うとこのヘッドフォンはやけに中低音域が分厚い。
     そのせいで良く言えば“リッチ”な質感だが、悪く言えば、っていうか大抵の人がこちらの方の印象が強いと思われるのだが、“モッサリ”した音に聞こえる。
     正直、購入後初めてこのヘッドフォンの音を聴いた時、
    「不良品か!?」
    と思い、ジャックの抜き差しをした程である(笑)。
     
     エレキ・ギターのディストーション・サウンド、スネアドラム、そしてボーカルなどが、まるで霞がかかっているように遠くに聞こえるのである。
     ただし、決して音のレンジが狭いワケではナイ。
     低音は存在感が在るし、高音域だってちゃんと出ている。
     とにかくその中低音域のせいで“ブッとい音”になっている。
     空間が拡がるのではなくて、ムダに太い塊のような音なのね。

     さて、コイツは普通ではナイ。
    「原音に忠実な」なんて言葉は全く通用しない。
     私がこれまでに買ったヘッドフォンで、これほど他と印象が違う製品は知らない。
     だから“変わり種”ってのは事実だ。
     しかし問題は変わり種であっても、それを使っていかに幸せになるか?だろ!?

     幸せになるには……、他の人のレビューなども読んだのだが、そのブッとい音がアドヴァンテージになるジャンルを聴くことだ。ダンス系の音楽は得意だと思う。私はその系統のCDは少ししか持っていないが、確かにその通りだと思う。そしてクラシックもそれなりに良いと思う。周波数特性に偏りが在るとはいえ、音質そのものや情報量の多さは優秀だからである。

     逆に不幸せなのは……、多分Jポップとかは最悪だろうね(笑)。
     中高域がクッキリとして硬めの音創りの音楽との相性はてんでダメだと思われる。
     
     ちなみに私はデジタル・オーディオ・プレーヤーのPLENUE Dには、このヘッドフォン用のイコライザーをプリセットしている。
     参考までにセッティングを書いておくが、105Hz/Wide/0、300Hz/Normal/-1、1.4kHz/Nomal/2、2.4kHz/Narrow/2、13kHz/Wide/0である。
     中低音を下げ、中高音域を上げている。これだとけっこう“普通”にリッチな音の感じになるかな!?

     発売は2013年5月であり、その当初は2万5千円程度だった本機も、現在では1万円ちょっと、つまり半額以下で購入できる。
     しかしその強烈なキャラクターによって、単純にお買い得!という話にはならない。
     そもそも“売れない”からそこまで価格が下がったとも言える。
     既にヘッドフォンを複数個持っていて、確固たるメインの機種をお持ちの方が、このヘッドフォンの特徴を理解した上でバリエーション(というかネタ)として買うのならお買い得なのかもしれない。
     しかしこれまで5000円以下のイヤフォン、ヘッドフォンしか使ったことの無い方が、“初めてのそれなりのヘッドフォン”として購入するのは、絶対にヤメるべきである。
     トラウマになっちゃうぜ!っての(笑)。

     ちなみに、新品時には「不良品か!?」とも思えるモッサリ感はエイジングによってけっこう変わり、多少は中音域も抜ける感じにはなってくる。
     とはいえ、オール・ジャンルで使えると言うにはほど遠いか!?

     ってなワケで、このヘッドフォンの購入を考えている方は、自分が幸せになれるか?というのを充分に検討されたし。
     決して“お奨め”とは言わない私である。
     またね。

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    プロフィール

    鈴木浩憲
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    人とは一風変わった音楽哲学を持ったギタリスト/シンガーソングライター。オフィシャル・ウェブサイトでは、オリジナリティあふれるロック・ギター講座を展開。


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