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    33の1

     みなさん、こんにちは。
     メインギターではないけれど、やはり買ったばかりのギターばかり弾いてしまうのは仕方ない。
     でもホントのことを言うと、やはり新しいギターは鳴らないですね。
     ネックやボディから振動を感じることができません。
     まあ35年前に買った黒カスタムもステージデビューさせたのは2年ぐらい経ってから。 
     デラックス君が納得の行く響きを勝ち取るのはまだ先の様です。
     ってな感じで、古株のギター達のコンディションも大事。
     恒例の白カスタム、DR弦の交換時期がやってまいりました。
     今回もめでたくセーフ!でございます。
     これで不良率は33の1。
     3%ですね。もう気にすることもないかもしれません。
     でもやっぱり、白カスタムの方が良く鳴りますね。
     当然のことなんですけど。


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    推奨弦高なんて知ったこっちゃナイ

     みなさん、こんにちは。
     レスポール・デラックスの話の続きです。
     ところで、みなさんは楽器屋で試奏する時にそのギターの弦高が気になりますか?
     私は当然のようにいつも弦高が低過ぎて(笑)苦労するのですが、このデラックスを買った楽器屋さんでは、基本的に店頭のギターはメーカー出荷時のまま変えないそうです。
     多くの場合、そのメーカー出荷時の弦高ってのが所謂”推奨弦高”ということらしいです。
     つまり私は、メーカーが推奨(想定)している弦高から大きく外れているアホだということになります。
     でもそんなこと全く気にしていません。
     アホなりに自分の信じるセッティングで弾き続けています。

     ってなワケで、私がデラックスをケースから出してまず最初にしたことは、弦交換と同時に弦高を上げることであります。(敬礼!!)
     ちなみに私の買ったデラックスにはダダリオが張ってありました。
     まだ全然”死んでいる”状態には程遠かったのですが、ダダリオの音は私にとって退屈の極み。その品質の高さは認めますし、あのフラットな音がコントロールしやすいことは確かですが、全く燃え上がるモノがありません。
     愛用のアーニーボール・レギュラースリンキーに換え、弦高を上げます。
     ただし、他の2本のレスポールよりはかなり低めのセッティングにしました。
     とはいえ、多くの方がこのギターを弾いたら「何じゃこれ!」というレベルではありましょう。
     そして問題なのはピックガード。
     私はレスポールにピックガードは要らない!派です。(そんな派閥はナイ)
     ルックスがどうこうではなく、ピックガードにピックや右手の中指や薬指が当たるのが非常に不快なのです。
     演奏上の理由なので仕方が無いのです。
     しかし今回はピックガードはとりあえず外さずそのままにしました。
     実は北海道の友人と先日電話で話した際、デラックスが欲しいんだよねと言ったら彼が、
    「でもデラックスはピックガード外したらカッコ悪いと思うぞ!」
    と言ったのです。で、それはそれで納得してしまった私でした。

     つまりデラックスはピックガードは外さず、弦高もかなり低めでスタートしたのです。
     ピックガードについては意外にもレスポール・カスタムの時の様には気になりませんでした。これは多分、ミニハムバッカー及びエスカッションが通常のハムバッカーより小さいために、右手の周辺スペースがより広いからだと思われます。
     広いからと言って右手がピックガードに当たらないわけではありませんが、空間が大きいので窮屈さを感じないので、まあガマンできるレベルかもしれません。

     そうそう、忘れていましたがこのギターの重さを計ってみると4.1kg(やや曖昧な実測値)。
     黒カスタムが約4.4kg、白カスタムが約4.8kgですから非常に軽く感じます。
     YAMAHA SF-7000が3.9kgなのですが、重量バランスなのか”レスポールだから重いだろう”という先入観のせいなのか、むしろデラックスの方がYAMAHAよりも軽く感じられてしまいます。

     問題の音の方は……。イヤ、まだ研究というか学習不足ですな。
     確かに中高音域は出ます。 
     ミニハムとは言ってもパワー自体は普通のハムバッキングとそう変わらないので、白カスタムのセッティングのまま音を出したら、歪系はけっこう突き刺さりますな。
     そのままゲインを下げると、けっこうシングルコイルを歪ませた感じに近くなります。 
     うん、これはけっこう魅力的かも。
     もっとも本当の魅力はクリーンでのレスポンスの良さなのかな。
     まあ追々探っていきます。

     さて、ピックガードは外さずに弦高低めのデラックス。
     ここまで書いておいて何ですが、四日ぐらいでイヤになっちゃいました(笑)。
     先ず弦高を他の2本のレスポールに限りなく近いくらいまで上げました。
     同時に私のテンションも上がりました。
     そしてその僅か5分後(笑)。
     私は付属のメンテナンスツールセットを手にしていました。
     めでたくピックガードも外されました。
     私のテンションは最高潮です。
     レスポール・デラックスのピックガードを外したらこうなるのよ!という参考画像をアップしておきます。
    IMG_0430.jpg
     うん、やっぱりピックアップが小さいからちょっとマヌケに見えるかもしれません。


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    付属品

     みなさん、こんにちは。
     レスポール・デラックスの話は続きます。
     ってなワケで、30年ぶりの新品ギターだから正直もっとドキドキ感があると思っていたのですが、何やらワケの判らないフワフワした感覚でギターを携え家路に。
     新品のギターを買った時ってこんな感じだったっけ!?
     あまりにも久しぶりだったので、もう覚えていませんわ(笑)。
     
     ところで私、店員さんからは、
    「ギグケース要りますか?」と訊かれたので「要りません!」と応えましたが、それ以外の付属品については何も説明されていませんでした。
     35年前に黒カスタムを買った時には、付属品と言えばもうほとんど実用不可能レベルのショボいクロスが付いていただけでしたので、何も期待していませんでした。
     漠然とこのギター用のストラップを買わなきゃなぁ~とか当然思っていました。

     帰宅してケースを開けたらちょっとした驚き。
     ところで現行のこのブラウンハードケース。
     以前のモノよりシッカリした感じになりましたね。
     当然その分重いけど。
     で、取説とショボいクロス(笑)が入っていたのは想定内。
     しかしさあ、このクロスは何なのよ。
     この薄さとサイズの小ささはメガネ拭きと変わらんだろ!?
     こんなの使う人はいないでしょ?35年前と変わりませんな。

     しかしながら、35年前よりも明らかに進歩していると断言できる付属品が更に二点。
     一つ目はこれ。
    IMG_0427.jpg

     ネックロッドのアジャスターレンチやその他のドライバー、六角レンチがセットになっていますね。
     これっていつから付くようになったのですか?
     そして更なる驚き、イヤ、私はホントに驚いたのですが二つ目はこれ。
    IMG_0429.jpg

     う~ん、一応革だよな。
     それほど頑丈な感じではありませんが、これならとりあえず数年は確実に保ちますね。
     ストラップ買わなくてイイや!
     これも今は普通に付いているのですか?

     さて、ストラップの話ついでに……。
     ギブソン・レスポールってストラップが外れやすいんですよ。
     特にボディ上部側は、真っ直ぐに引っ張った状態を維持していれば大丈夫ですが、ちょっとたわんだりした瞬間に外れてしまうことがあります。
     私も白カスタムを弾く時には気をつけています。
     そもそもギブソンのストラップピンの構造が余りよろしくないと思われます。
     ですからステージで使う場合はちょっと恐怖でもあります。
     中古のレスポールでストラップピンがロックタイプのモノに換えられているをよく見かけるのはそのせいです。そのギターがステージで使われていたことの証でもありますね。

     まあしかし、現行のモノはこのピンも改善されていますね。
     ピンの外径がやや大きめになっているようです。
     デラックスと白カスタムで「ストラップの外れやすさチェック!」をやってみましたが、明らかにデラックスの方が外れにくくなってます。
     もっとも外れにくいということは同時に着けにくいということでもありますけど。

     ところで、今私は”白カスタムを弾く時には気をつけている”と書きましたが、長年ステージで使用していた黒カスタムどうなのよ?やっぱりロックピンに換えていたの?という疑問がわくかもしれません。
     答えはノーです。
     実は黒カスタム、最初から通常と違う形のピンが付いていました。
    IMG_0421.jpg

     これだとまず外れないんですよ。
     ステージで”事故”が起きたことは皆無です。
     ただし、ストラップが馴染むまで装着するのに苦労します。

     脱線ついでに黒カスタムはペグも通常のとは違うものが付いていました。
     それがこれ。
    IMG_0423.jpg

     ストリングワインダー付きです。
     GIBSONの刻印がありますがシャーラー製だそうです。
     これけっこう便利です。絶対に無くてはならない!というほどではありませんが、弦交換の時間が多少短縮できます。
     私が弦交換を厭わないというか弦交換が趣味(笑)になれたのも、このシャーラー製のペグとBLADE R-4に付いているスパーゼルのロックペグのおかげだという気がします。
     ちなみにこのペグが付いているギターを他では見たことがありません。
     数年前に楽器屋の店員さんとこのペグについて話したところ、店員さんは、
    「存在は知っていますが実際に見たことはナイです。」とおっしゃっていました。
     けっこう珍しいようです。
     とはいえ、だからと言って価値が在るというほどでもないようですけどね。
     長くなりましたのでひとまず終わります。


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    一応比較した

     みなさん、こんにちは。
     本日コメントをくれた方がおりました。大変お褒めを頂いていたのですが、投稿者の欄が無記名でした。一応当ブログのルールとして無記名の方のコメントは承認しないことにしておりまして、申し訳ないのですが削除させていただきました。

     さて、レスポール・デラックス購入時の話です。
     最初の”予期せぬ試奏”から約一か月。
     その間、悩みに悩んで遂に購入を決意した私は再びその楽器店を訪れました。
     以前試奏したゴールドトップが第一候補。
     そしてその店にはもう1本、エボニー(黒)のデラックスが在りこちらが第二候補。
     ゴールドは一度弾いていますので、その日は最初にエボニーを試奏させてもらいました。
     
     基本的には音の良い方を買うつもりでしたが、その差が明らかではない場合にはゴールドを買うつもりでした。
     だって黒いレスポールはもう持っているから、やはり違う色が欲しかったというのがその理由です。
     黒を弾いてからまた再びゴールドに。
     う~ん、音そのものには決定的と言えるほどの差は在りませんでした。
     ゴールドの方がほんの僅かに太い音かなぁ~という程度で、ブラインドテストをしたら間違える可能性アリアリな感じでした(笑)。
     つまり、これはゴールドで決まりですな。
     ただしこの両者、重さはかなり違いまして、ゴールドの方はかなり軽い。
     既に持っている2本のカスタムよりもかなり軽く感じられました。
     黒の方はまあ一般的に”レスポールって重いよね”と言われてしまうであろう重量感。
     店員さんも「全然重さが違いますね」と。

     ってなワケで、めでたく第一候補に決定。
     実を言いますとスペシャルプライスにしていただきました。
     その当日ウェブに表示されていた価格よりもけっこうなお値引き。
     ところで、私は最初に予期せぬ試奏をしてしまって以来、このギターが売れないように祈りながら毎日サイトをチェックしていました。
     そして、このお店の閉店時間を過ぎてから売れていなければ、
    「よし!今日は大丈夫」とか思っていました。
     20万を超えるようなギターを試奏も無しでいきなりネットで買うような人は、きっといないだろうと思っていたからです。
     ところが店員さんの話では、ギブソンやフェンダーの20万30万を超えるようなギターであっても、いきなりネットで売れることはけっこうあるそうです。
     私が毎日”大丈夫!”とか思っていたのは、実は全然的外れだったのかもしれません。
     とりあえずラッキーだったと思うことにしましたが、そもそもデラックスは不人気だから売れなかっただけじゃねぇ!?という話でもあります。
     ムダに続きます。


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    30年ぶり

     みなさん、こんにちは。
     レスポール・デラックスを買ってしまいましたが、どうしてそうなったのかムダに書いていきます。
     レスポール・デラックス。
     天邪鬼な私は最も人気が在るであろう”スタンダード”には元々それほど興味が無く、このミニハムバッカー搭載の”デラックス”の方が気になるギターでした。
     実は10年くらい前になりますが、それなりに本気でデラックスの中古を探したこともあります。
     当時は大体30万円も出せば'70年代 のそれなりに状態の良さそうなデラックスが見つかりました。
     しかし、最近は70年代もヴィンテージ扱いになりましたね。
     それってどうよ?と思う私であります。
     私の基準ではヴィンテージってのは'60年代までで、'70年代は”中古”でしょ!という感じであります。
     しかしながら世間ではいつの間にかしれっと'70年代までヴィンテージ扱いになりましたね。そのせいで私の考える”デラックスの中古”は状態の良いものだと40万以上になってしまいました。
     そもそも評判が余りよろしくなかったこの時代のギターに、40万以上出す気などさらさらありませんな。
     
     ってな感じで、このGibson Les Paul Deluxe 2019 Japan Proprietaryってのがリリースされた時に私の胸はときめきました。
     とはいえ、実際のところこのギターを本気で購入する気は無かったんですけどね。
     まあ間違い(笑)の始まりは、店員さんの「弾いてみますか?」の一言から始まってしまったワケです。
     今回の件で私は教訓を得ることとなりました。それは、
    「買う気が無いのに迂闊にギターを試奏してはいけない!」ってことです(笑)。
     ええ、弾いてしまってはダメです。
     その結果が、
    「30年ぶりに新品のギターを購入!」となってしまいました。
     もっとも、ブランクは全然無いのに30年間新品ギターを購入しなかった私もたいがいです。
     だって、必要なかったんだよ!
     黒カスタムは非常に気に入っているし、このギターでできないことはブレードR-4(ストラト)が在ったワケで、別に新しいギターなんか欲しくなかったんだよ。

     とか誰にイイワケしてるんだよ!って感じですが、買ってしまったのですから前向きに考えて行くことにします。
     購入その後については続きます。


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    プロフィール

    鈴木浩憲
    Cool Finger Official Website
    Cool Finger Facebook

    人とは一風変わった音楽哲学を持ったギタリスト/シンガーソングライター。オフィシャル・ウェブサイトでは、オリジナリティあふれるロック・ギター講座を展開。


    ★attention★


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