異星人復活か！？

　ドバイである。ATP500である。久しぶりに“異星人テニスブログ”なのである。
　昨日は準決勝、ジョコヴィッチ×フェデラーの試合がありました。
　当ブログでも何度か書いたように、このカードは「ATP最高のカード」です。
　しかしながらそれは、フェデラーが異星人レベルを維持していた2012年までの話であって、もうそれは過去の話だと思っていた鈴木です。イヤ、鈴木だけでなく多くのテニス･ファンが思っていたかも？

　でも、フェデラーが勝ちました。しかも以前のような面白い試合でした。決してジョコヴィッチが勝手に転んだという感じではありませんな。
　もうフェデラーがジョコヴィッチに勝てる日は来ないと思っていましたよ。
　フェデラーは異星人レベルに戻ったのか！？
　え～と、身体はだいぶ絞りましたよね。昨年の全仏の時なんざ、お腹が“ポヨ～ン！”という感じに見えまして、大丈夫なのか？と思ってましたら、その後は酷いモノでした。

　しかしながら、昨年も後半からはやや持ち直して来ていたのは事実です。それでも“異星人レベルなのか？”というと疑問は残っていました。
　そして今年は全豪で復帰直後のマレーに勝ちましたが、ナダルには完敗。まあしかしナダルにはほぼ10年間、相性の悪さを克服できていないのですから、実際問題としてフェデラー復活のものさしとしては適当でナイのですが……。

　でも昨日のジョコヴィッチ戦は……、う～ん、異星人レベル復活の期待が持てる感じでした。一応今年の“異星人対決”は2勝1敗ってことだし。

　ってワケで、決勝の相手は準決勝でコールシュライバーに勝ったベルディヒ。
　言わずと知れた（？）最強地球人の1人です。
　対戦成績はフェデラーがまだかなりリード（11-6）していますが、ここ最近はベルディヒにかなり分が有るイメージ。ここでフェデラーが優勝したりするとATP的には盛り上がるのかも知れませんが、こういう時のベルディヒはね……。
　
　彼は掲示板などではその存在感の無さから“空気”などと呼ばれていますが、空気を読まないことに関しても天下一品（笑）。なんか優勝をさらっていきそう。そして後になってみんなに言われるんですよ。
「そういえば2014年ドバイはフェデラーがジョコヴィッチに準決勝で勝ったけど、優勝はしてないよね！？優勝したのって誰だっけ？」みたいな。またね。

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