これは売れるのも判る
さて、「エリクサー弦をアンプで試してみたムダなレポート」を書く。
いつまでもやらないでいると、そのうち6弦や4弦を切りそうだからである(笑)。
ただし、これはあくまで個人の印象、感想である。けなそうが褒めようがそこに他意は無いからね。
しかしエリクサー、ホントに音が変わらないね。もう張ってから10日以上経ち、しかもワザとこればかり弾くようにしているから、既に30時間以上は実際に弾いていると思う。それなのに、全く音が死んだというか鈍くなった感じはナイ。まあ私は手指が乾燥しているため、他の人よりは弦の寿命は長目だと思われるが、どうやら“3ヶ月ぐらいは全然平気!”というのはウソではなさそうである。
で、アンプなんだが。メタルトロニクスでガツ~ンと鳴らそうかとも思ったが、あのアンプは何やってもイイ音が出るので(笑)、普通の人の一般的な使用環境に近い方が良かろう?と思い、ローランドのプリアンプ/プロセッサーGP-100と、Line6のPOD HDで試してみた。
とはいえ、2機種を試したのだが……、いずれも同じ印象だった。
クリーントーンは……、う~ん落ち着いた澄んだ音。
ただ私としてはもうちょっとパンチが欲しいところである。でもエフェクターで加工することを前提で考えると非常に都合の良い音かもしれない。生音での響きの印象はアンプを通しても変わらなかったな。
で、お待ちかね(?)、歪ませた時ね。
え~と、ハイが足りないな。“突き刺さる感じ”が無い。もっとも誰もが私の思う突き刺さる感じを欲しているワケでもナイだろうが。
でもその分と言っちゃ何だが、ローは出ている気がする。
ただ、とても納得したことがある。
歪み系の音の高音域のコントロールってのは、実はけっこうな難題なのである。
しっかりとしたテクニックが無いと、高音域はとてもノイジーに響いてしまう。
ちょっとしたミスタッチなどもとても目立ってしまうのだ。
だから初心者さんだったりすると、高域を下げがちである。
ところがそれがけっこうな間違いで、結果として非常にヌケの悪い音になってしまうのだな。
以前当ブログやホームページで書いたことがあるのだけど、我が国のトップ・ギタリストの方が、「アマチュアはトレブルが弱いよね!」と言ってるのだが、それは事実だと思う。どうしても高音域の処理にビビリがちになるのだな。
実際のところ、「ちょっとトレブル強すぎじゃねぇ?」というくらいのアンプのセッティングにしておいて、後は技術と魂でそのトレブルをコントロールするのでないとイイ音は出ないのだな。うん、私はそう思う。
ってなワケで話を戻して納得したことってのは、エリクサーはハイが弱い。だから歪ませても“手に負えない”という状態にはなりにくい。トレブルが弱いと思えば足せばイイのだ。で、この“足す”というのは“下げる”よりは遙かに簡単なのだ。
何もギター・トーンの話に限ったことじゃないのだが、物事をより良く進めていく課程で、足すことでプラスになるのが判っているのなら、簡単だ。そうだろ!?でも、何かを無くしたり引いたりしてより良くするのは、なかなか難しいよね。俺だけか、そう思うのは?
ってなワケで、エリクサーの弦は歪ませた時に暴れない印象だ。寿命が長くて歪ませた時にコントロールしやすいのだから、エリクサーの弦が売れるのは当然かもしれない。
ただ、私はやっぱりレコーディングには使わないと思う。何故ならムダにカッコつけてみるのだが(笑)、トーンは弦によってコントロールされるのでは無く、私がコントロールするからである。とか、また例によってオッサンが吹いているのである。
貴重な機会をくれた北海道に素敵な牛舎を持つ友人に感謝します!
そのうちアーニーボール・コバルトもレポートする。
またね。
ギターレッスンの生徒さんは随時募集中。1時間3000円+スタジオ代です。
楽曲発売中!!

いつまでもやらないでいると、そのうち6弦や4弦を切りそうだからである(笑)。
ただし、これはあくまで個人の印象、感想である。けなそうが褒めようがそこに他意は無いからね。
しかしエリクサー、ホントに音が変わらないね。もう張ってから10日以上経ち、しかもワザとこればかり弾くようにしているから、既に30時間以上は実際に弾いていると思う。それなのに、全く音が死んだというか鈍くなった感じはナイ。まあ私は手指が乾燥しているため、他の人よりは弦の寿命は長目だと思われるが、どうやら“3ヶ月ぐらいは全然平気!”というのはウソではなさそうである。
で、アンプなんだが。メタルトロニクスでガツ~ンと鳴らそうかとも思ったが、あのアンプは何やってもイイ音が出るので(笑)、普通の人の一般的な使用環境に近い方が良かろう?と思い、ローランドのプリアンプ/プロセッサーGP-100と、Line6のPOD HDで試してみた。
とはいえ、2機種を試したのだが……、いずれも同じ印象だった。
クリーントーンは……、う~ん落ち着いた澄んだ音。
ただ私としてはもうちょっとパンチが欲しいところである。でもエフェクターで加工することを前提で考えると非常に都合の良い音かもしれない。生音での響きの印象はアンプを通しても変わらなかったな。
で、お待ちかね(?)、歪ませた時ね。
え~と、ハイが足りないな。“突き刺さる感じ”が無い。もっとも誰もが私の思う突き刺さる感じを欲しているワケでもナイだろうが。
でもその分と言っちゃ何だが、ローは出ている気がする。
ただ、とても納得したことがある。
歪み系の音の高音域のコントロールってのは、実はけっこうな難題なのである。
しっかりとしたテクニックが無いと、高音域はとてもノイジーに響いてしまう。
ちょっとしたミスタッチなどもとても目立ってしまうのだ。
だから初心者さんだったりすると、高域を下げがちである。
ところがそれがけっこうな間違いで、結果として非常にヌケの悪い音になってしまうのだな。
以前当ブログやホームページで書いたことがあるのだけど、我が国のトップ・ギタリストの方が、「アマチュアはトレブルが弱いよね!」と言ってるのだが、それは事実だと思う。どうしても高音域の処理にビビリがちになるのだな。
実際のところ、「ちょっとトレブル強すぎじゃねぇ?」というくらいのアンプのセッティングにしておいて、後は技術と魂でそのトレブルをコントロールするのでないとイイ音は出ないのだな。うん、私はそう思う。
ってなワケで話を戻して納得したことってのは、エリクサーはハイが弱い。だから歪ませても“手に負えない”という状態にはなりにくい。トレブルが弱いと思えば足せばイイのだ。で、この“足す”というのは“下げる”よりは遙かに簡単なのだ。
何もギター・トーンの話に限ったことじゃないのだが、物事をより良く進めていく課程で、足すことでプラスになるのが判っているのなら、簡単だ。そうだろ!?でも、何かを無くしたり引いたりしてより良くするのは、なかなか難しいよね。俺だけか、そう思うのは?
ってなワケで、エリクサーの弦は歪ませた時に暴れない印象だ。寿命が長くて歪ませた時にコントロールしやすいのだから、エリクサーの弦が売れるのは当然かもしれない。
ただ、私はやっぱりレコーディングには使わないと思う。何故ならムダにカッコつけてみるのだが(笑)、トーンは弦によってコントロールされるのでは無く、私がコントロールするからである。とか、また例によってオッサンが吹いているのである。
貴重な機会をくれた北海道に素敵な牛舎を持つ友人に感謝します!
そのうちアーニーボール・コバルトもレポートする。
またね。
ギターレッスンの生徒さんは随時募集中。1時間3000円+スタジオ代です。
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