世界選手権2015アイスダンス
さて、待っていた人が3人もいれば良い方だが、世界フィギュア2015アイスダンスの感想をムダに書く。
優勝したのは何と!パパダキス/シゼロン組(フランス)だった。
今季急成長中のカップルであるが、まさか優勝するとは……。
当ブログでは以前からシゼロンのシルエットの美しさには言及しているし、今季のFDが素晴らしいとも書いた。本人達も信じられないという感じだったが、決してマグレではナイと思う。
優勝はウィーバー/ポジェ組(カナダ)で決まりだと当ブログでは早い時期から書いていた。ただ今大会では調子があまり良くなかったと思う。FDなどはグランプリ・ファイナルの方が明らかに良い滑りだった。実際、シーズンベストも更新出来なかったしね。3位というのは昨季の2位よりも下の順位だったが、それでも私は彼らを称えたいと思う。だってFD“四季”は歴史に残るプログラムだと思うからだ。
さて、順番が入れ替わっているが2位はチョック/ベイツ組であった。
ある意味彼らは最もミスが少なかったとも言える。ちょっと危ない場面もあったのだが。
彼らの2位についても特に異論は無いが、SD“ドン・キホーテ”を観る度に思うことがある。パターンダンスにテンポの規定があるのは判る。だけどあのテンポは「こんなのドン・キホーテじゃない!!」といつも思うのである。テンポが変わったらもうそれは別の曲になっちゃうんだよ!!
昨季のチャンピオン、カッペリーニ/ラノッテ組(イタリア)は4位であった。
しかしシーズン始めの躓きを挽回しようとする気迫が感じられ、昨季のチャンピオンである誇りは失われなかったと思う。彼らは毎シーズン、プログラムの充実度と衣装の素晴らしさで楽しませてくれている。
優勝者もかなりの驚きであったが、加えてちょっとした“事件”もある。
ロシアが来季の出場枠を3から2に減らしてしまった。
イリニフ/ジガンシン組は、SDこそ良い出来なのだが、FDはシーズン当初からまったく進歩しないままに終わってしまった。何と言うか今大会も非常にドタバタだった。加えてイリニフの体型がアレなのと、最終グループで滑る他の男性スケーターと比べてのジガンシンの格下ぶりは顕著だった。彼らのファンには申し訳ないが……。
それとステパノワ/ブキン組がSDでミスをして出遅れたのも痛かった。
FDでは意地を見せたのだが……。
しかし何度観てもステパノワは美しい。まるでCGである。
モンコ/ハリャービン組は頑張ったのだが、結局エース格の二組が失敗してしまったのが響いた。
来季は2組しか出られないのだが、一体どうなる?
そしてもう一つ残念だったのがジガンシナ/ガシー組(ドイツ)が棄権してしまったことだ。今大会が最後だったのに……。お疲れ様。ジガンシナは別のパートナーを探して現役を続けるそうである。
最後についでに書いておく。
長らくアイスダンス界を牽引してきた北米の二組のオリンピック・チャンピオンが来季は復帰するかもしれない。デイビス/ホワイト組については歓迎だが、バーチュー/モイヤ組はどうよ?と思う私である。何故なら彼らは技術はともかくも、その演技にクリエイティビティーが欠けていると思うからである。最後の3シーズンほどは明らかにマンネリ化していて退屈なプログラムを連発していたと思う。カナダにはウィーバー/ポジェ組と才気溢れるギルス/ポワリエ組がいるから別にイイじゃん!?とか思うのである。
またね。
ギターレッスンの生徒さんは随時募集中!!レッスン場所については考慮しますので、首都圏にお住まいの方はお気軽にお問い合わせ下さい!
楽曲発売中!!

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今季急成長中のカップルであるが、まさか優勝するとは……。
当ブログでは以前からシゼロンのシルエットの美しさには言及しているし、今季のFDが素晴らしいとも書いた。本人達も信じられないという感じだったが、決してマグレではナイと思う。
優勝はウィーバー/ポジェ組(カナダ)で決まりだと当ブログでは早い時期から書いていた。ただ今大会では調子があまり良くなかったと思う。FDなどはグランプリ・ファイナルの方が明らかに良い滑りだった。実際、シーズンベストも更新出来なかったしね。3位というのは昨季の2位よりも下の順位だったが、それでも私は彼らを称えたいと思う。だってFD“四季”は歴史に残るプログラムだと思うからだ。
さて、順番が入れ替わっているが2位はチョック/ベイツ組であった。
ある意味彼らは最もミスが少なかったとも言える。ちょっと危ない場面もあったのだが。
彼らの2位についても特に異論は無いが、SD“ドン・キホーテ”を観る度に思うことがある。パターンダンスにテンポの規定があるのは判る。だけどあのテンポは「こんなのドン・キホーテじゃない!!」といつも思うのである。テンポが変わったらもうそれは別の曲になっちゃうんだよ!!
昨季のチャンピオン、カッペリーニ/ラノッテ組(イタリア)は4位であった。
しかしシーズン始めの躓きを挽回しようとする気迫が感じられ、昨季のチャンピオンである誇りは失われなかったと思う。彼らは毎シーズン、プログラムの充実度と衣装の素晴らしさで楽しませてくれている。
優勝者もかなりの驚きであったが、加えてちょっとした“事件”もある。
ロシアが来季の出場枠を3から2に減らしてしまった。
イリニフ/ジガンシン組は、SDこそ良い出来なのだが、FDはシーズン当初からまったく進歩しないままに終わってしまった。何と言うか今大会も非常にドタバタだった。加えてイリニフの体型がアレなのと、最終グループで滑る他の男性スケーターと比べてのジガンシンの格下ぶりは顕著だった。彼らのファンには申し訳ないが……。
それとステパノワ/ブキン組がSDでミスをして出遅れたのも痛かった。
FDでは意地を見せたのだが……。
しかし何度観てもステパノワは美しい。まるでCGである。
モンコ/ハリャービン組は頑張ったのだが、結局エース格の二組が失敗してしまったのが響いた。
来季は2組しか出られないのだが、一体どうなる?
そしてもう一つ残念だったのがジガンシナ/ガシー組(ドイツ)が棄権してしまったことだ。今大会が最後だったのに……。お疲れ様。ジガンシナは別のパートナーを探して現役を続けるそうである。
最後についでに書いておく。
長らくアイスダンス界を牽引してきた北米の二組のオリンピック・チャンピオンが来季は復帰するかもしれない。デイビス/ホワイト組については歓迎だが、バーチュー/モイヤ組はどうよ?と思う私である。何故なら彼らは技術はともかくも、その演技にクリエイティビティーが欠けていると思うからである。最後の3シーズンほどは明らかにマンネリ化していて退屈なプログラムを連発していたと思う。カナダにはウィーバー/ポジェ組と才気溢れるギルス/ポワリエ組がいるから別にイイじゃん!?とか思うのである。
またね。
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