Thomastik-Infeld IN110のムダなアンプ・レポート
さて、Thomastik-Infeld IN110をアンプに通してみよう。
アンプと言ってもLine6 POD HDだが……。
特殊合金“Superalloy”の実力やいかに!?
ところでチューニングについて触れていなかったが、かなりイイ感じである。
そして特筆すべき事がある。
今やほとんどの方が単体、エフェクター内蔵に関わらず電子チューナーを使っていると思う。弦をはじくと音程が決まるまで……、つまり音程を示す点は最初はユラユラと左右に振れて、多少の間が有ってからその点は止まると思う。
うん、それが普通なのだよ。
ところがこのThomastik-Infeld IN110は、もうほとんど弦を弾いた瞬間にその点が止まる。ほとんどユラユラと揺れる間がナイ。一瞬にして音程がピタッと決まっているのである。
生音を弾いた段階で音の起ち上がりが早いと書いたが、多分それは本当だ。
チューナーの反応がそれの証明になっているかもしれない。
とにかく不気味なぐらい(笑)、チューナーの点がピタッと止まる。
こんな経験は初めてである。
ってなワケで、先ずはクリーンサウンド。
うん、艶のある良い音だ。
色々な弦を試したことがある方なら判るかもしれないが、
「高級弦の音(笑)」がする。
音の起ち上がりが良くて、テンションが柔らかいから非常にヴィブラートのニュアンスが出しやすく感じる。メーカーサイトに因れば「ハイ・アウトプット」とのことだが、確かに音量自体も大きく感じる。
さて、最近恒例になっている音源をアップする。
セッティング、録音方法、フレーズなど諸条件は毎回同じで、コンプとリバーブが薄くかかっている。比較としてこれまでのお試し弦の中で、私が最高の音だと思っているDRの音源も併せてアップしておく。
Thomastik-Infeld IN110
Infeldamp.mp3
DR MT10
DRamp
僅かな違いで判りにくいとは思うが、やはりThomastik-Infeld IN110の方が若干パワフルな感じがする。起ち上がりも良いからコンプのかかり方もやや強く感じるかな!?ちょっと“ポコポコ”した音になる。アルペジオよりもカッティングの時に効果を発揮しそうだ。これはこれで非常に魅力的な音だと思う。とはいえ、依然私はDRの方が好きなのだが……。みなさんはどうだろう?また友人に「全然判らん!」と怒られそうだが(笑)。
お次はディストーション・サウンド。
これまで試した弦の中では間違いなく最もハイゲインである。
そして倍音も豊か。
ハイゲインで倍音もタップリと言うと高域がキンキンするのでは!?とか思うかもしれないが、全然そんなことはナイ。この特殊合金Superalloyはその辺も十二分に計算されて開発されたのだろう。一言で言うと「ゴージャス!」な音という感じか。
またいつもと同じフレーズでDRと聴き比べていただこう。
Thomastik-Infeld IN110
Infelddist.mp3
DR MT10
DRdist.mp3
いかがかな!?“これ好きかも!?”という人がいそうな気がする。
正直、いつものセッティングだとゲインを下げたくなるな。
迫力のある音だ。
私的にはちょっと“濃すぎ”という気がしないでもない。
う~む、やっぱりDRの方が“焦点が合っている”という感じで好きかもね。
全体的には高いだけあって(笑)、非常に鳴りの良い弦だと思う。
クリーンもディストーションも何でもござれという感じだ。
寿命も長いというふれ込みなので、今後にも期待したい。
ってなワケで、いつものように私のムダな戯れ言にお付き合いいただき、ありがとう!
またね。
楽曲発売中!!
アンプと言ってもLine6 POD HDだが……。
特殊合金“Superalloy”の実力やいかに!?
ところでチューニングについて触れていなかったが、かなりイイ感じである。
そして特筆すべき事がある。
今やほとんどの方が単体、エフェクター内蔵に関わらず電子チューナーを使っていると思う。弦をはじくと音程が決まるまで……、つまり音程を示す点は最初はユラユラと左右に振れて、多少の間が有ってからその点は止まると思う。
うん、それが普通なのだよ。
ところがこのThomastik-Infeld IN110は、もうほとんど弦を弾いた瞬間にその点が止まる。ほとんどユラユラと揺れる間がナイ。一瞬にして音程がピタッと決まっているのである。
生音を弾いた段階で音の起ち上がりが早いと書いたが、多分それは本当だ。
チューナーの反応がそれの証明になっているかもしれない。
とにかく不気味なぐらい(笑)、チューナーの点がピタッと止まる。
こんな経験は初めてである。
ってなワケで、先ずはクリーンサウンド。
うん、艶のある良い音だ。
色々な弦を試したことがある方なら判るかもしれないが、
「高級弦の音(笑)」がする。
音の起ち上がりが良くて、テンションが柔らかいから非常にヴィブラートのニュアンスが出しやすく感じる。メーカーサイトに因れば「ハイ・アウトプット」とのことだが、確かに音量自体も大きく感じる。
さて、最近恒例になっている音源をアップする。
セッティング、録音方法、フレーズなど諸条件は毎回同じで、コンプとリバーブが薄くかかっている。比較としてこれまでのお試し弦の中で、私が最高の音だと思っているDRの音源も併せてアップしておく。
Thomastik-Infeld IN110
Infeldamp.mp3
DR MT10
DRamp
僅かな違いで判りにくいとは思うが、やはりThomastik-Infeld IN110の方が若干パワフルな感じがする。起ち上がりも良いからコンプのかかり方もやや強く感じるかな!?ちょっと“ポコポコ”した音になる。アルペジオよりもカッティングの時に効果を発揮しそうだ。これはこれで非常に魅力的な音だと思う。とはいえ、依然私はDRの方が好きなのだが……。みなさんはどうだろう?また友人に「全然判らん!」と怒られそうだが(笑)。
お次はディストーション・サウンド。
これまで試した弦の中では間違いなく最もハイゲインである。
そして倍音も豊か。
ハイゲインで倍音もタップリと言うと高域がキンキンするのでは!?とか思うかもしれないが、全然そんなことはナイ。この特殊合金Superalloyはその辺も十二分に計算されて開発されたのだろう。一言で言うと「ゴージャス!」な音という感じか。
またいつもと同じフレーズでDRと聴き比べていただこう。
Thomastik-Infeld IN110
Infelddist.mp3
DR MT10
DRdist.mp3
いかがかな!?“これ好きかも!?”という人がいそうな気がする。
正直、いつものセッティングだとゲインを下げたくなるな。
迫力のある音だ。
私的にはちょっと“濃すぎ”という気がしないでもない。
う~む、やっぱりDRの方が“焦点が合っている”という感じで好きかもね。
全体的には高いだけあって(笑)、非常に鳴りの良い弦だと思う。
クリーンもディストーションも何でもござれという感じだ。
寿命も長いというふれ込みなので、今後にも期待したい。
ってなワケで、いつものように私のムダな戯れ言にお付き合いいただき、ありがとう!
またね。
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