勝てない理由

     例年ならツール・ド・フランスの記事をムダに書いているはずだが、今年はほとんど書いていませんな。
     その理由として、ツール開催時期が今年はウィンブルドンと”丸被り”になってしまったこともあるけど、同時に今年のツールは盛り上がりに欠けるというのもある。
     イヤイヤ、第17ステージを終わって総合争いは4人が1分以内なのだから盛り上がってるだろ!?という意見もあるかもしれない。
     確かに結果的にはそうなっているのだけど、レース自体は面白みに欠けるよね!?
     今年なんぞはまさに、「ツール・ド・フランスはつまらない!!」
     というサイクルロードレース・ファンの声が聞こえてきそうである。
     皆さんはどうよ!?
     やっぱコース設定がイマイチでしょ!?

     ってなワケで、私的にはほとんど気持ちは来月から始まるブエルタ・ア・エスパーニャに飛んでいたりする。
     だって頂上ゴールが9ステージ!!
     もちろんステージ設定が厳しければ面白くなるとは限らないが……。

     さて、話をツールに戻しますな。
     私は開幕時にフルームが勝つと書いた。
     そして彼は現在総合リーダーである。
     ところで、フランス国内は3位のバルデへの期待で大いに盛り上がっている。
     フルームとの差は27秒。
     フルームが例年ほどの圧倒的な強さを見せていない今年、フランス人が久しぶりとなる自国のチャンピオンを待望するのは判らないでもナイ。

     ただね、私はやっぱりそれは無理だと思っている。
     何故、所詮素人の私がそう思うのか?
     別に冷静に彼らの走りを検討したからではナイ。
     
     まあほとんどただのカンみたいなものなんだけどね。
     先日の山岳ステージでちょっと思ったんだよ。
     それは沿道のフランス人の観客達がフルームにブーイングを浴びせていたのを見たから。

     まあね、これまでもランス・アームストロングとかはよくブーイングを浴びていたわな。
     だから別に今に始まったことでもない。
     スポーツ観戦において、観客が自分たちが応援する選手のライバルにブーイングを浴びせるのは、普通と言えばその通り。

     ただ、何かフルームへのブーイングは違和感なんだよ。
     そもそもフルームってブーイングを受けるような選手じゃ無くねぇ!?
     あくまでも私個人の意見でしかないが、フルームを嫌いなのは仕方ないとしても、もっと敬意を払うべきだと思うのね。

     そもそもサイクルロードレースって、他の競技よりも選手間の仲間意識は強いと思う。
     フルームとバルデはライバルではあるけれど、レース展開によっては協力し合う時もある。
     っていうか、ある意味サイクルロードレースは、選手間のお互いの敬意の上に成り立つ部分も相当ある。

     だから、バルデを応援するからフルームをブーイングするというのに違和感を覚える。
     サッカーとは違うんだよ。
     バルデだって、
    「僕のためにフルームにはブーイングを浴びせてくれ!」
    とは思っていないのではないか。(甘いか!?)
     まあフランス人の観客が厄介なのは全仏オープンテニスで承知しているが(笑)。

     ってな感じで、ほとんどただのオッサンの戯言でしかないが、フランス人がフルームにブーイングをしている限り、フランス人チャンピオンなんて出ないと思うのよ。
     ついでに言うと、全仏オープンのあのパリのゴミ観客達も態度を改めない限り、やはりフランス人が勝つことはナイだろうと思っている。
     またね。


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