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    底が知れない

     みなさん、こんにちは。
     今年のツール・ド・フランス。
     クリス・フルーム、トム・デュムランといった本命不在でどうなるかと思われましたが、かなり予測不能の面白い展開となってきました。
     現在、総合1位のマイヨジョーヌを着ているのはジュリアン・アラフィリップ(ドゥクーニンク・クイックステップ)。
     そして2位は遅れること2分2秒差でゲラント・トーマス(チームイネオス)。
     アラフィリップはもちろん、サイクルロードレース界において世界的な選手ではありますが、グランツールの総合を狙うようなタイプではなく、パンチャーと言われるワンデイクラシックレースで勝つ脚質の選手です。
     しかしながら、この2分2秒差は単純にその数字以上の意味が在ります。
     何故なら直近の2ステージ、第13ステージの個人TT、そして昨日の超級山岳ゴールの第14ステージではゲラント・トーマスがアラフィリップとの差を削り取ると思われていたのですが、逆に2ステージ連続で差を広げられてしまったからです。
     同じ2分でも縮めて2分と広げた2分では、かなり意味合いが違うと思いませんか?

     とはいえ、アラフィリップがこのまま逃げ切るのか!?と言われれば非常に難しいでしょう。
     前述した通りアラフィリップはグランツールの総合を狙うタイプの選手ではありません。
     ですからアラフィリップがリーダージャージを獲得しても、大方のファンや関係者は、「どうせ山岳ステージが始まればジャージを手放すことになる」
    と思っていました。
     アラフィリップ本人やチームでさえそう思っていたかもしれません。

     ただし、アラフィリップという選手は底が知れない感じではあります。
     以前からファンの間では彼のその底知れない能力から、
    「アラフィリップって総合を狙いに行けば獲れるんじゃねぇ?」
    とジョークと願望を交えた話はされていました。
     正直私もアラフィリップは総合系に転向すれば行けると思っています。
     ただそれは本人と周囲が綿密な計画を立てて2、3年後には!という話であって、今年のツールでいきなりということではないです。
     だからみんな驚いているワケです。
     ただアラフィリップには”勝者のメンタル”が既に備わっているんですよね。
     その点は今後のステージを戦う上での唯一かもしれないですが、最大のメリットではあると思います。

     果たしてどうなるのか?
     私個人としては第13ステージ個人TT前の時点で、アラフィリップが総合優勝する確率は1%未満だと思っていました。
     しかし遅れると予想された2ステージでリードを広げた今では20%ぐらい在ると思っています。
     もし本日の第15ステージでライバルにその差を縮められずに付いていくことができれば、もうちょっとその確率も上がることでしょう。
     イネオス(元スカイ)ばかりが勝つのを見せられてきたツール・ド・フランスで、スポーツ観戦の醍醐味である”とんでもないモノ”を見せてくれているアラフィリップを応援します。


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    プロフィール

    鈴木浩憲
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    人とは一風変わった音楽哲学を持ったギタリスト/シンガーソングライター。オフィシャル・ウェブサイトでは、オリジナリティあふれるロック・ギター講座を展開。


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