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    POWER-BRIGHTS

     みなさん、こんにちは。
     このところギター弦の話ばかりですが今回もそうです。
     Thomastik-Infeld POWER-BRIGHTSを入手しましたので、私のメインギターであるレスポール・カスタム(黒、'84年製、フロント・ダンカン59、リア・ダンカンカスタム)に張りました。
     さてこの弦、先日レスポール・デラックスに張った同社のIn110の上位ヴァージョンです。
     ところで、このブランドは本来ヴァイオリン等の弦楽器用の弦が本職であり、そちらの方ではかなりメジャーな存在だそうです。ヨーロッパのブランドは元々クラシック分野の弦を製造していて後ほどエレキ市場にも進出したケースは多いですね。
     ちなみにこのブランドのエレキ用弦は、そのラインアップを見る限りロック系よりもジャズ系の方がメインのような気もします。
     そうとは言え、In110は大変素晴らしい弦であり、その上位版であるこのPOWER-BRIGHTSには非常に期待できます。

     この弦の特徴は非常に高価であること(笑)。
     もっとも普及版であるIn110でさえ税込み913円(サウンドハウス価格、多分これが国内最安値)するのですから仕方ないことかもしれません。
     で、税込み1,513円もします。
     まあ冷静に考えれば、これは私がエレキギターを始めた頃、約40年前のアーニーボールの価格と同等です。ですから強引にそれを考えれば高くないとも言えますが、イヤ、やっぱり言えないか(笑)、だってアーニーボールはこの三分の一の価格になっちゃいましたからね。
     この価格は各社から出ているコーティング弦や長寿命を謳った特殊合金・加工のプレミアム弦と同等以上の価格となります。
     そうなってきますと、かなりの満足度が要求されてきますね。

     さて、弦のパッケージはIn110と同等のプラスチックのクラムシェルパックの中に個別厚紙パッケージという仕様。
     完全密封とは言い切れませんが、それほど悪くはありません。
     各弦を厚紙から出しますと非常に勢いよく弦が真っ直ぐに伸びます。
     さすが高級弦です(笑)。
     ちなみにこの弦、通常のレギュラーゲージと異なり5弦が.035、6弦が.045と微妙に細くなっております。
     そして1~3弦のプレーン弦にはブラスコーティングが施されています。
     つまり金色です。
     ゴールドパーツ(もうくすんでいるけど)のレスポール・カスタムには映えますね。音とは関係ないですけど。

     予想はしてましたが、弦の手触りはほとんど最高です。
     まあIn110でも相当手触りは良かったのですが、それ以上です。
     ただ、個人的にはここまでの感触が果たして必要か?とも思います。In110レベルでももう十二分な気がします。
     テンションは相当柔らかい部類です。しかし柔らかいのに弦のレスポンスが早いというのはこのブランドの特徴なのかIn110と同様です。
     私はどちらかと言うとある程度テンションがある方が好みなのですが、このレスポンスの良さのおかげで柔らかいテンションも全く気になりません。

     問題の音ですが、まずデストーション・サウンド。
     セッティングはこの黒カスタムにアーニーボールを張っている時のいつものセッティング。
     POWER-BRIGHTSという名の通り、中高音域が非常に良く抜け、音の粒立ち、弦の分離感も素晴らしいです。
     しかし、アーニーボールと比べるとちょっとガッツが足りないというか、上品過ぎる感じもします。
     クリーントーンは何も文句はありません。
     特に低音弦の音の豊潤さはこれまで味わったことの無いレベルかもしれません。
     それと豊かなサスティーン。
     通常弦をはじくとアタック音が最も強くて徐々に減衰していくでしょ!?
     もちろん物理的に絶対有り得ないことなのは理解しているのですが、この弦はチョーキングヴィブラートでロングトーンを決めますと、いちど減衰してもう一度また音が大きくなるような錯覚さえします。
     これはこの弦を試したことのある方ならきっと判って頂けると思います。

     総評としては、イヤ、まだ2時間ぐらいしか弾いていないのでやめましょう(笑)。
     とりあえず素晴らしい弦なのは間違いないですが、果たしてそれが価格に見合っているかどうか?はもうちょっと弾いてから結論を出したいと思います。


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    ギターと弦と価格

    Power Brightsが一番好きな弦なのは間違い有りません。
    でも、アーニーの3倍良いかと言うとそんな事は勿論有りません。
    もしかすると少しかも知れません。
    でも、それでも買います。

    レスポールは15歳の時に渋谷のヤマハでガラスケースに鎮座しているのを買ってから40数年、その後もカスタムショップ物とオールドを何本も買っているので最近ではPRSばかり手にしています。
    そこで各の違いで張り分けようと思っていましたが、それは止めてこの弦に統一する事にしました。
    Custum22(50万位)はR.Cocco
    Paul`s Guitar(70万位)はInfeld
    Modern Eagle(110万位)はPower Brights
    と言う感じにしていました。
    例えば1~2万のギターに1500円の弦はちょっと?だと思います。

    ですが、昨日Cutom22に数年ぶりに長期在庫のアーニーを張ったら意外と良かったです。
    それでも、数日後にはPower Brightsに張り替える予定です。

    音は好みが有ると思いますが、タッチに関してはPower Brightsが一番だと思います。
    私はこれで行こうと思います。
    レスポール他も勿論これで行きます。

    Re: ギターと弦と価格

    結局のところ弦選びは、音質、タッチ、価格、入手性などの様々な要因の中で何を最優先するかで決まりますよね。
    私はアーニーボールとDRの音が好きなので使っています。
    アーニーボールが現在低価格なのは”ラッキー”と言えるでしょう。
    まあしかしThomastik-Infeldのタッチが秀逸なのは紛れもない事実。
    タッチの良さは最終的に音質にも繋がりますね。
    プロフィール

    鈴木浩憲
    Cool Finger Official Website
    Cool Finger Facebook

    人とは一風変わった音楽哲学を持ったギタリスト/シンガーソングライター。オフィシャル・ウェブサイトでは、オリジナリティあふれるロック・ギター講座を展開。


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