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    テンポ・エディット

     日曜日は例の新曲の作業をず~っとやっていました。
     おかげさまで、リズム・ギターまで録り終えました。まあ、まだまだベースとリード・ギターと歌と……、それどころか歌詞の大半ができていないんですが(笑)、とりあえず少しずつ進んでいます。
     さて、いつもの手順ですと、曲の構成が決まってからリズム・パートの打ち込みをした後に、私的には非常に重要な作業があります。つまり本日これから話題にする“テンポ・エディット”ってヤツなのですが……。

     私の楽曲は基本的に、ドラムは打ち込みでやっていますが、人間が叩いていることを想定して創っています。さて、人間というのは不思議なモノで、このドラムのビートが正確じゃないと音楽にノレないんですが、逆にこのビートが正確すぎても、必ずしも気持ちが良いわけではないのです。

     フレーズによって色々なのですが、気持ちハシった(早くなる)方が気持ちよくなったり、モタった(遅くなる)方が気持ちよくなったりするものなのです。完全に正確なタイム感でビートを刻まれるよりは、多少タイム感に“ゆらぎ”があった方が気持ちがイイんですよ!!ですから私はいつもドラムの打ち込みを終えた後に、この程よい“ゆらぎ感”を演出するためにテンポ・エディットという作業をするのです。

     これは、「こうすれば良い!!」という明確な答えがありません。完全にこれまでの自分の経験や感性に頼るしかありません。リスナーの立場に立って、ここはハシった方が気持ち良いだろうとか、演奏者からしたらここはモタるべき場面だろうとかアタマを悩ませます。

     今回はこの部分でかなりの時間を要しました。まあ、時間をかけたからって必ずしも良くなっているとは限らないのですが、かなり入魂でした。別に褒めて欲しいワケではありませんが(笑)。リズム・ギターを録音する時に、かなり自然にリズムに乗れたので、新曲はこと“テンポ・エディット”に関しては最高傑作かもしれません。でもねぇ~、もしこの曲が実際のところ、このテンポ・エディットのおかげでイイ感じになっていたとしても、そのことに気づく人など絶対にいません!!

    「この曲はテンポ・エディットが素晴らしくて、それが何より成功の理由だ!!」

    なぁ~んて感想を言われることは、億が一ありませんよ!!でも、これをキチンとやらないと音楽が死んじゃうんです。私がコーヒーを飲まないと死んじゃうのと同じかどうかは判りませんが(笑)、っていうか、絶対違いますが……。タダのビートを刻む機械に魂を吹き込むとか言うと、ムダに気取った感じで“大丈夫か!?オッサン!!”って気もしますが、まあ……、そういうことなんですよ。誰も気づかない地味な作業なんですけどね。

    まあ結局はセンスなんだけどさ……、そのセンスたるや果たして?私の楽曲発売中!!
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    プロフィール

    鈴木浩憲
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    人とは一風変わった音楽哲学を持ったギタリスト/シンガーソングライター。オフィシャル・ウェブサイトでは、オリジナリティあふれるロック・ギター講座を展開。


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