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    織田信成

     フィギュアスケートの織田信成選手についてなんですが……、彼のファンの人がこれを読んで気を悪くしたらゴメンナサイ。で、全然見当違いのことを書いてしまうかもしれませんので、間違いがあったら指摘していただけるとありがたいです。

     織田選手って、膝が非常に柔らかくて、それはそれで天からの贈り物っていうか、アスリートとしては素晴らしいところです。でもねぇ~、彼が出てきてからず~っと気になっていることがあるんですよ。その素晴らしい膝の使い方なんですけど……。

     ホント、これってただの一フィギュアスケート・ファンでしかない、売れないミュージシャンの私の見当違いかもしれませんが、ジャンプのランディングの時に、彼は膝を使い過ぎているのでは?ってことなんです。彼って回転不足でもない限り、ちょっと体勢が崩れたくらいでは転倒しないんです。いつもその柔らかい膝のクッションを使って、ジャンプによる衝撃を上手にやわらげることができるからです。それって競技上は大変良いことなんです。だって転倒しなくて済むんですから。

     それでも何でそこに注文をつけたくなるのか?というのはですね、膝のクッションを使ってランディングする時にはどうしても身体が下に沈み込みます。それでですね、もうホントに“やべぇ~、転倒するかも?”って時に、これをやって転倒を回避できたのなら、それはオッケーなんですが、彼の場合、そうでない時もこの“天からの贈り物”の膝に頼りすぎてランディングしてしまって、結果として身体が沈み込んでいるような印象を受けるのです。この身体が沈み込んでしまうことで、次の要素に移る一連の流れが途切れていると思うんですよ。
     
     例えばプルシェンコ選手などは、ランディングの時、もちろん膝のクッションを使っているのでしょうが、体勢は上方にキープしたまま直ちに次の動作に入っていますよね!?非常に一連の動作が滑らかです。それに対して織田選手は、何というか、もうクセになってしまっているというか、「ジャンプの時は膝をたっぷり使えば転ばない」ことが普通になってしまっているというか……。転倒しないということは重要なことですが、演技の流れが途切れる印象を与えてしまうので、もったいない気がします。
     
     たとえて言うなら、っていうか、友人にはこの“たとえ”がいつも適切じゃないって言われているんですが(笑)、非常に頭が良い人がいたとします。で、その頭の良さを世のため人のために使えば、それは大変良いことなのですが、詐欺とかの知的犯罪に使うことだってできちゃいます。つまり織田選手の膝の使い方は“詐欺”みたいなもんかなぁ~!?っていうのはちょっと言い過ぎっていうか、単に「たとえが悪いんだろっ?」って気もしますが………、そうそう、“濫用”ってのはどうでしょう!?柔らかい膝を濫用してるんです!!それゆえ、演技がぶち切れた印象になって、音楽にもイマイチ乗りきれなくなってるんですよ。

     ホントはもう一つ気になる点があるんですが、こちらは自分の中でまだ検証不足であるということと、長文になってきてしまったので、いずれまたの機会ということにします。 悪意は無いんですが、「イヤイヤ、それはアンタがモノを知らないだけだよ」って点がありましたら、ご指摘いただけると嬉しいです。
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    鈴木浩憲
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    人とは一風変わった音楽哲学を持ったギタリスト/シンガーソングライター。オフィシャル・ウェブサイトでは、オリジナリティあふれるロック・ギター講座を展開。


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