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    ノース・ロンドン・ダービー

     本日2度目の登場なんですが……、誰も待っていないのに(笑)。
     まあ、プレミアリーグのファンの私としましては、“ノース・ロンドン・ダービー” に触れないのはマズイだろっ!?というムダな義務感がありまして、それについて書きたいと思います。

     え~と、これはもちろん、ロンドン北部に位置する二つのビッグクラブ、アーセナルとトッテナムのダービーマッチのことですが、ずっとプレミアリーグを観てきてですね、この試合の持つ雰囲気が、近年微妙に変わったような感じがするのです。

     もう完全に私が受ける印象のみの話なんですが、アーセナルはともかくとして、スパーズの方は、リーグにおける地位向上に伴って、ちょっと試合に臨む姿勢に変化が見られるような気がするのです。
     
     10年ぐらい前だったら、このカードにおけるスパーズって、その試合に限れば、「世界一強いんじゃね?これが毎週できれば、ブッチ切りのリーグ優勝じゃね?」というふうに見えたんですよ。何というか、「いざ鎌倉!!」(笑)って感じのモチベーションでしてね。で、それで非常に見応えのある試合になっていました。その当時のスパーズって優勝争いとは無縁の順位をウロウロしてましたが、その試合のための準備を、他の試合を犠牲にしてまでもやっていたんじゃないか?と思われるほど、アーセナル戦だけは別のチームと化していたのです。

     ところがです、ここ3シーズンでスパーズの立場は急激に変化して、言ってみればアーセナルと同じ立場で戦えるところまできてしまいました。アーセナルと同様に彼らの目標はリーグ優勝であり、チャンピオンズ・リーグ出場圏内のプレミアリーグ4位以内であります。(敬礼!!)はっきり言ってしまえば、アーセナル戦のためだけに、他の試合を犠牲にすることができる立場ではないわけです。

     それ故、この3シーズンの “ノース・ロンドン・ダービー” におけるスパーズって、以前のそれと比べると、特別な強さを増した別のチームという印象が薄れてしまったような気がします。もちろん、クラブ関係者全てにとって、相変わらずアーセナル戦は特別でしょうし、以前と比べてモチベーションが下がっているつもりなど全然無いと思いますが、私にはちょっとそう見えてしまいますね。単に、以前と比べると余力が残っていないという感じなんでしょうが。

     ここでスパーズが20年ぶりのアーセナル戦ダブルを決めることができれば、ビッグクラブとしての地位をより固めていくことになるんでしょうが……、え~と私の予想は、
    2ー1でアーセナルです(笑)。
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    プロフィール

    鈴木浩憲
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    人とは一風変わった音楽哲学を持ったギタリスト/シンガーソングライター。オフィシャル・ウェブサイトでは、オリジナリティあふれるロック・ギター講座を展開。


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