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    GARY MOORE 『Corridors of power』

     私はオッサンですので、ロックを聴くようになった当初、世の中にはまだアナログ盤しかありませんでした。で、特にお気に入りのアルバムは、アナログ盤を持っていても、後々CDで買い直すということを続けてきました。ところで、先日CDラックをざ~っと見ていたら、持っていると思っていたCDが何枚か無かったのです。いろいろ考えてみましたところ、友人に貸したままになって既に回収不能と思われるモノや、買ったつもりで実は買っていなかったモノがあることに気づきました。

     ちなみに私はあまり国内盤は買いません。両方入手可能な場合は、ほぼ輸入盤を買いますな。だって大抵の場合、アメリカ盤が出ているモノは国内盤よりかなり安いですし、国内盤についているライナー・ノーツなんて別に読まないもの……。まあ、輸入盤はケースがかなり粗悪な造りだったりしますが(笑)。

     ってなワケで、先日ネット通販で何枚かの“これは持ってなきゃヤバイだろっ!?”ってCDを注文しました。ちょうどセール期間だったようで、お目当てのアルバムが700円で買えたりしました。その中の一枚が、
    GARY MOOREの『Corridors of power』であります。(敬礼!!)

     まあね、ロック・ギター弾いてて、このアルバム持ってないのはマズイよね!?まあ、もちろんアナログ盤は発売当時にソッコーで買いましたし、彼の初来日公演も観たんですけど、何故か?ずぅ~っとCDに買い換えていませんでした。っていうか、自分では当然持っていると思っていましたな。何かの加減で漏れてしまっていました。だってゲイリーのその後のアルバムはほとんどCDラックに並んでいますもん!!

     で、本日CDが届きました。久しぶりに聴いてみましたよ!!1982年のアルバムなんですが……。え~と、ゲイリー・ムーアはキャリア晩年はブルーズになっちゃいまして、それらのアルバムも何枚か持っていますが、やっぱり、このロック時代の方が良いギターを弾いていると思いましたわ。何というか、すんごいムキになって弾いている感じに聞こえるんです。で、それがスピリット剝き出しって感じで、時には制御不能で誰にもマネできない感じ。やっぱりブルーズ時代になってからはリラックスした感じで、もちろんそれが「肩から力が抜けていてイイ感じ」って意見もあるでしょうが……、うん、やっぱりモノを創るのにリラックスしていてはダメなんじゃないかな!?とか思いました。もちろん、ゲイリーがどういう気持ちでプレイしていたかなんて、私には知りようもないですが……。

     ってなワケで、本日ゲイリーの昔のアルバムを聴いて思ったことは、
    「やっぱり人間、ムキになることも必要だな!!」
    って感じです。オイオイ、お前ギタリストなんだからもうちょっとギター・プレイのこととか細かく書けよっ!!って意見もあるかもしれませんが、これが一番感じたことなんですよ!!またね。
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    プロフィール

    鈴木浩憲
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    人とは一風変わった音楽哲学を持ったギタリスト/シンガーソングライター。オフィシャル・ウェブサイトでは、オリジナリティあふれるロック・ギター講座を展開。


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