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    大目に見たるっ!!

     どうせだから悪ノリっていうかついでに……。
     前回は「重いということをレスポールを買わない理由にするのは馬鹿げている!!」
    とかヌカしました。ですから今回は、
    「レスポールのハイポジションについてはどうよ!?」
    って話にします。これはもちろん極めて個人的意見ですので、ヘタに鵜呑みにしないで下さい!!ってなことは常連訪問者様ならお判りだと思いますが、タマタマ検索の果てに当ブログに来ていただいた、
    「ウワッ、わけ判らないところに来ちゃったよ!」
    という方々のために一応言っておきます。

     レスポールの欠点の一つとして、
    「ハイポジションが弾きづらい」
    ことは度々議論されます。まあ、あの分厚いヒールとボディ、そしてシングル・カッタウェイであることを考えれば、それは当然のような気がします。

     ところで、欧米のミュージシャンのインタビュー等で、
    「レスポールはハイポジションが弾きづらい!」
    と言っているのを私はほとんど読んだ記憶がありません。まあヤツらは手が大きいからね! という単純な話なのでしょうか!?実を言いますと、私は高校生の時にレスポールを弾くスティーヴ・ルカサーの写真を見て愕然としたことがあります。その写真で彼はレスポールの22フレットをチョーキングしていたのですが、左手の親指が余裕でネックの上側に引っかけられた状態でそのプレイをしていたのです。その時に鈴木少年は、
    「う~ん、これでは勝負にならんな……。」
    と思ったのを覚えています。やっぱり我々とは手の大きさが違うようです。

     とはいえ、手の大きさが違うと言っても“倍ぐらい”違うワケではありません。実際には左手を拡げて数センチの違いでしょう。でもその数センチが絶望的な差なんだよ!!ということで我々はレスポールを諦めるべきなのでしょうか!?

     しかしながらその写真に衝撃を受けても、鈴木少年が決してレスポールを持つことにためらいを感じなかったのは、現在の私が“弦高バカ高レスポール・ギタリスト”であることから判ります。では私はハイポジション問題をどう捉えているのでしょうか!?

     もちろん、左手がどうあるべきか!?という話なんですが……。
     ポイントは親指の位置でしょうな。実はギターの左手ってのはネックを“握って”いるワケではありません。ですから左手の親指に力を入れる必要はほとんどありません。極端に言ってしまえば、左手の親指なんざぁネックのどの位置にあろうとあまり関係ありませんな。つまりレスポールのハイポジションを弾く時には、親指はネックやヒールの裏側に潜らせてしまえばイイだけのことです。そうすれば別にそんなに無理なく他の指はフレットに届くだろっ!?親指を引っかけたままで弾こうとするから届かないだけですな。

     これは慣れというよりは“習得”って感じだと思います。物理的に考えてどうすれば指が届くか? ってことを考えればこうするよりありません。で、コツを掴んでしまえばそれほど大変なことではありません。もちろん、だからと言って「レスポールのハイポジションは全然弾きづらくなんかナイ!!」とまでは言いませんが、私などはそのストレスが演奏上、“やってやるもんね~!!”と自然に気合いが入りむしろプラスに働いている気がします。

     ってなワケで、レスポールのハイポジションってのは、“どうにかなる” レベルにはあると思っています。確かにストラトの方がハイポジションは弾きやすいでしょうが、ことさらしたり顔で
    “ストラト派でありアンチ・レスポール派”の人などに、
    「レスポールはストラトに較べてハイポジションが弾きにくいじゃん!!」
    とか言われたくねぇ~よ!!とか思います。そんなに言うほどストラトだってハイポジションが弾きやすいわけでもあるまいに……。

     では結論にいきましょう。ハイポジションの弾きづらさ故にレスポールを諦めるべきでしょうか!?ちなみに「ヘッド落ちするから」という理由でSGを諦めることに対して私は、「バァ~カ!!」と言わせてもらいます。論外です。前回の「重いから」という理由でレスポールを諦めることに対しては、「そこじゃないだろっ!?」って話でした。そして、今回の件に関しては、

    「どうしても無理!!って言うのであれば大目に見たるっ!!」

    って感じでしょうか!?レスポールを諦める理由としてはギリギリセーフかな!?っていうか、どうしてこんなに上から目線!?(笑)今回も長々と戯れ言にお付き合いありがとうございました!またね。
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    プロフィール

    鈴木浩憲
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    人とは一風変わった音楽哲学を持ったギタリスト/シンガーソングライター。オフィシャル・ウェブサイトでは、オリジナリティあふれるロック・ギター講座を展開。


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