多いほど良いモノが一つある
毎日暑いですね。
何度か書いていますが、暑いとギターの弦が切れやすい気がしますわ。
特にTokai ST-60だと6弦を切りまくる感じ……。
実は元から持っているBladeストラトキャスターでは一度も6弦を切ったことがありません。っていうか、このギターは記憶に間違いがなければ1弦しか切ったことないですわ!!
実はBladeで弦が切れないのはそれなりの理由があります。
多分間違ってないと思うのですが……。
このギターのブリッジって、サドル部分がローラーになっているのです。
通常タイプのストラトのブリッジだと、私のような弦高バカ高にしていますと、サドル部に弦が急角度で押しつけられることになります。そうすると弦に対して物理的なストレスが増えますよね!?……多分。ですから弦が切れやすくなるのは必然かもしれません。
ところがBladeの場合、このサドルがローラーになっていますから弦が押しつけられるのは同じですが、弦に対してサドルが“鋭角”に当たるということがありません。もちろん、弦高が高くなればその分キツク当たるのは同じでしょうが、弦がサドルに当たる部分が“弧”を描いていますので切れにくいのでしょう。……多分。
このサドルがローラーになっていることの利点は、前述のように弦が切れにくいこと、そして私には関係ないのですが(笑)、アーミング時に弦がサドルに引っかかることなく元の状態に戻りやすいので、チューニングが狂いにくいことかな!?
弦が切れにくく、チューニングも狂わないのなら何でみんなその構造にしないの!?という疑問をむりやりでっち上げてみますが、単純にサドルの構造が複雑になることのコスト上昇が考えられます。そしてきっとこちらが一番の理由だと思われますが、ローラーにすると弦の接点が増えますから、サスティン(音の延び)がやや失われます。……多分。
“多分”ばかりで信用がねえな!!って感じもしますが、きっとサスティンが減るのは間違いないような……。うん、弾いていてそれは何となく実感できます。
ここで話がちょっと変わりますが、ギターのサウンドを決めるにあたっていろいろな要素があるワケですが、それぞれの要素は必ずしも“多いほど良い”ワケではありません。たとえば、“音が太い”とか“高域が抜ける”ということは一般的には良いことなんですが、これがある限度を越えるほどに多くなってしまうと、それはマイナス要素になりかねませんな。「音がムダに太すぎる!」とか「高域がキンキンと響きすぎる!」ということになってしまいます。
ところで、そういった要素の中にあって、「多ければ多いほど良い!!」ことが一つだけあるような気がします。それは“サスティン”ですね。うん、「サスティンがあり過ぎて困ってしまう!!」ことはねえな。それはテクニックでコントロール可能なんだから。サスティンなんていくらあっても良いぞ。売るほど有るぐらいで丁度だぜってモンよ(笑)。
そこのひねくれたアナタ、自然減衰が感じられないとね!長過ぎるサスティンなんてね!とか言いたいかもしれませんが、そんなアナタでも実際に弾いてみればサスティンが有る方がイイと感じるって!!絶対そう思うぞ。
ってなワケで、ローラータイプのサドルが流行らないのは、
「コストをかけて弱点を潰していっても、サスティンが失われるのでは話にならない!!」って感じなんでしょうな。チューニングの安定度よりも大事なのはサスティンなんでしょうな。うん、それは私も同意します。サスティンが「明日に届くほど」あったら素敵だよねぇ~!!とかムダに言ってみます。またね。


何度か書いていますが、暑いとギターの弦が切れやすい気がしますわ。
特にTokai ST-60だと6弦を切りまくる感じ……。
実は元から持っているBladeストラトキャスターでは一度も6弦を切ったことがありません。っていうか、このギターは記憶に間違いがなければ1弦しか切ったことないですわ!!
実はBladeで弦が切れないのはそれなりの理由があります。
多分間違ってないと思うのですが……。
このギターのブリッジって、サドル部分がローラーになっているのです。
通常タイプのストラトのブリッジだと、私のような弦高バカ高にしていますと、サドル部に弦が急角度で押しつけられることになります。そうすると弦に対して物理的なストレスが増えますよね!?……多分。ですから弦が切れやすくなるのは必然かもしれません。
ところがBladeの場合、このサドルがローラーになっていますから弦が押しつけられるのは同じですが、弦に対してサドルが“鋭角”に当たるということがありません。もちろん、弦高が高くなればその分キツク当たるのは同じでしょうが、弦がサドルに当たる部分が“弧”を描いていますので切れにくいのでしょう。……多分。
このサドルがローラーになっていることの利点は、前述のように弦が切れにくいこと、そして私には関係ないのですが(笑)、アーミング時に弦がサドルに引っかかることなく元の状態に戻りやすいので、チューニングが狂いにくいことかな!?
弦が切れにくく、チューニングも狂わないのなら何でみんなその構造にしないの!?という疑問をむりやりでっち上げてみますが、単純にサドルの構造が複雑になることのコスト上昇が考えられます。そしてきっとこちらが一番の理由だと思われますが、ローラーにすると弦の接点が増えますから、サスティン(音の延び)がやや失われます。……多分。
“多分”ばかりで信用がねえな!!って感じもしますが、きっとサスティンが減るのは間違いないような……。うん、弾いていてそれは何となく実感できます。
ここで話がちょっと変わりますが、ギターのサウンドを決めるにあたっていろいろな要素があるワケですが、それぞれの要素は必ずしも“多いほど良い”ワケではありません。たとえば、“音が太い”とか“高域が抜ける”ということは一般的には良いことなんですが、これがある限度を越えるほどに多くなってしまうと、それはマイナス要素になりかねませんな。「音がムダに太すぎる!」とか「高域がキンキンと響きすぎる!」ということになってしまいます。
ところで、そういった要素の中にあって、「多ければ多いほど良い!!」ことが一つだけあるような気がします。それは“サスティン”ですね。うん、「サスティンがあり過ぎて困ってしまう!!」ことはねえな。それはテクニックでコントロール可能なんだから。サスティンなんていくらあっても良いぞ。売るほど有るぐらいで丁度だぜってモンよ(笑)。
そこのひねくれたアナタ、自然減衰が感じられないとね!長過ぎるサスティンなんてね!とか言いたいかもしれませんが、そんなアナタでも実際に弾いてみればサスティンが有る方がイイと感じるって!!絶対そう思うぞ。
ってなワケで、ローラータイプのサドルが流行らないのは、
「コストをかけて弱点を潰していっても、サスティンが失われるのでは話にならない!!」って感じなんでしょうな。チューニングの安定度よりも大事なのはサスティンなんでしょうな。うん、それは私も同意します。サスティンが「明日に届くほど」あったら素敵だよねぇ~!!とかムダに言ってみます。またね。


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