ジョン・レノン

「ジョン・レノンの影響受けてますよね！？」
って言われたことってけっこうあるんです。でも、実はそんなでもないです。嫌いなワケじゃないですけどね。っていうか、私は顔が似てるんですよ、ジョン・レノンに。

　若い頃は長髪だったせいもあって、よく言われました。ホントは彼の息子のジュリアン・レノンの方により似ているんですが……。大学時代とかにネタで友人に、
“ジュリアン！”とか呼ばれたりしましたから（笑）。

　だから私に、「ジョン・レノンの影響受けてますよね！？」って、思わず言っちゃうんじゃないかな！？と、ある時期から理解しました。偉大なミュージシャンであることは間違いないので、イヤではないですし、ホントに自分でも気づかないところで影響受けてるかもしれないんですが……、まあ、別にどうでも良いことなんですがね。

　でも、ジョン・レノン信者のお怒りを受けるかもしれないんですが、ソロになってからのジョン・レノンにはちょっと言いたいことがあるんですよ。友人のレノン信者にも言ったことがあるんですが、
「ジョン・レノンって本気出してなかったよね！？」ってことです。

　何というか、その才能を出し切るというか使い切るという姿勢に欠けていた気がしました。私から見てですが。でもね、その友人もね、その意見には全面的とは言わないまでも、ある程度認めてました（笑）。
「まあ、そういうもんなんだよ！」とのことです。

　もっとも、エネルギッシュで意欲的なジョン・レノンってのも、何か変な気がしますね！？確かにあの才能は、淡々とマイペースで使うべきモノだったのかもしれません。だから、あれで良いのですかね！？

　先日はホームページにエリック・クラプトンについて、ギター講座の中で、
「バカじゃねえの！？」って書いちゃったんですが、まあ、極東の売れないミュージシャンが何を言ったところで、二人の偉大なミュージシャンの名誉が損なわれるワケじゃないでしょ！？お前一体何様だよ？って言われそうですが、批評ってのは自分を棚に上げないと正確にできないモノです。っていうか、匿名じゃないので私にもリスクがちょっとだけあるんですよ。もっとも無名だから、ほんのちょっとですが……（笑）。